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【社会福祉士】メアリー・リッチモンド ケースワークの母

time 2017/03/12

【社会福祉士】メアリー・リッチモンド ケースワークの母

社会福祉士の試験において、「ケースワークの母」として呼ばれるメアリー・リッチモンドは最頻出人物であり、受験に当たって覚えていない人はまずいないと思います。しかし、どのような人だったのか知っている人は少ないはずです。名前の丸暗記では、なく人柄も知って学習を深めておきましょう。

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メアリー・リッチモンド(Mary Richmond)

アメリカ合衆国 イリノイ州生まれ 1861ー1928

 

■実績

「ケースワークの母」として呼ばれるメアリー・リッチモンドは、1917年に出版された「社会的診断論」でケースワークを科学的な実践方法として体系づけ、慈善団体や個人にカンや経験に基づいた援助による慈善事業の一つとして捉えられていたケースワークを専門職として位置付けた。また、1922年に執筆した「ソーシャルケースワークとは何か?」ではケースワークの定義を明確化し、その後のケースワークの発達の基礎となった。理論としてはフロイトの精神分析を積極的に取り入れられたが、後の診断主義とは異なることに注意。

 

■人柄

リッチモンドは、研究者と観察者としての資質とすばやい状況判断により活動を進めて行く活力と能力とを兼ねそろえており、いつもわかりやすい例えを用いながら熱意と確信を持って語ることができる人をひきつける魅力を持った人物であった。

 

■エピソード

南北戦争が始まった1861年にイリノイ州ベルビルで生まれたリッチモンドであるが、幼い頃に両親を結核で失い、あまり裕福ではない祖母、叔母をはじめ親戚に引き取られて孤独に育った。当時のアメリカは義務教育がなく、リッチモンドも11歳まで祖母の方針により学校教育を受けず、自宅で祖母や叔母、知人などから書籍を手当たり次第に読むというやり方により、読み書きを習得していった。その後、彼女はハイスクールに編入し、教職につくことを望んだが、貧しい中流階層の出身であったため、やむなく彼女が持つ知的関心とはかけ離れた工場へ就職することとなった。さらには劣悪な労働環境の影響もあり、健康を害してしまうのである。リッチモンドはその後、慈善組織での友愛訪問活動を通じてケースワークの体系化を目指していくことになるのだが、生涯結婚することもなくこれらの活動を続けていったのも、このような幼少期の経験からその考え方や行動が作られていったと言える。

 

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