二回目の利用希望は、約1ヶ月後に訪れました。初回と同様にお迎えは私が同乗していきました。Uさんはやはり準備ができておらず、着替えをするところから始まりました。ご本人の中で全てがリセットされていることを覚悟の上で迎えに行ったのですが、意外にも私の顔を覚えていてくれたようでした。「おはようございます。」とご挨拶をした私に、「あら、あなた。どうもね。」と微笑んでくれたのです。 Uさんは会ったことのある人の顔はなんとなく見覚えがあるようで、前回利用のときに関わった介護職員数人のことも認識していました。そして、施設 ...