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【社会福祉士実習】実習中止にもなる?実習において絶対にやってはいけないこととは?

実習生の中には、ソーシャルワーク実習で初めて福祉の現場を経験するという学生も多いかと思います。社会人であれば『マナー』として知っていることでも、実習で社会を初めて経験する学生にとっては、分からないことも多々あることでしょう。

しかし、知らなかったからと言って勝手な行動をすることにより、様々なトラブルに巻き込まれたり、最悪実習中止となるケースもあります。

そこで今回は、実習において絶対にやってはいけないことについて、詳しく説明をしていきます。

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遅刻・無断欠勤

これは最低限のマナーかと思いますが、ソーシャルワーク実習中は決して遅刻や無断欠勤をすることがないようにしてください。もし体調が悪くて実習を行えない、電車の遅延等で実習開始時間に間に合わない等の事情がある場合は、速やかに実習先に連絡をしましょう。

開始時間になっても実習生が現場に現れないと、実習先にも迷惑をかけることになりますし、無責任であると捉えられてしまいます。連絡をすることに気まずさを感じるかもしれませんが、連絡をしない方が自身にとって不利になるので、遅れることが分かった時点で早めに連絡をするようにしましょう。

実習日誌や提出課題の期限を守らない

ソーシャルワーク実習では、実習計画書から始まり、実習日誌や課題など様々な書類を提出することになります。提出する書類にはそれぞれ提出期限が決められているかと思いますが、実習先が決めた提出期限は必ず守るようにしましょう。

実習中に提出する実習日誌も、大変かと思いますが必ず翌日には提出するようにしてください。期限を過ぎてしまうと、本人にやる気がない、誠意を感じられないと捉えられてしまうことになってしまいます。

提出期限に無理を感じるようであれば、期日直前ではなく前もって実習指導者と相談・交渉をしてみることをおすすめします。

個人情報の漏えい

個人情報の取り扱いについて、実習開始前にも説明があるかと思いますが、近年個人情報について軽く感じている学生が増えていると感じています。

実習中に得た個人情報については、SNSはもちろん、友人や家族にも話すことは許されません。特にSNSでは、名前を伏せているから、顔を隠しているからといって投稿してしまう実習生も実際にいましたが、絶対にしないでください。

また、実習生同士で悩みを共有することもあるかと思いますが、実習先から離れてファミリーレストラン等の公共の場では決して話すことのないように気を付けましょう。

個人情報の漏えいが確認された場合は、実習自体を中止することになる場合もあるので、細心の注意を払うようにしてください。

実習に関して悩みや不安を感じている場合は、実習指導者か自身が話しやすい現場の職員等にその場で話をするようにしましょう。

連絡先を教えること

実習先にもよるかと思いますが、年齢が近い利用者がいたり通所の施設等で実習を実施している場合は、実習生個人の連絡先を聞かれることもよくあります。

その場合、利用者から電話番号やアドレス、SNSの連絡先を求められても、絶対に教えないようにしてください。

実際に好意を持たれた利用者から頻繁に連絡が来るなどのトラブルに発展したケースもあるので、注意が必要です。もし利用者から連絡先を求められた場合は、決して教えることはせず、すぐに実習指導者へと報告・相談をするようにしましょう。

おわりに

ソーシャルワーク実習は合計240時間という長期間に及ぶ実習のため、途中で緊張感が薄れてくることもあるかと思います。

慣れや疲れも実習中に出てくるかもしれませんが、基本的なマナーや個人情報の取り扱いには十分気を付けながら、実習生であるということを忘れずに過ごすようしましょう。

執筆者:misoichi
misoichi 平成22年に社会福祉士(国家資格)を取得。その後新卒で社会福祉協議会に就職し、社会福祉士として地域包括支援センターに配属されました。平成25年には社会福祉士実習指導者の資格を取得し、社会福祉協議会の実習指導者として多くの実習生を担当してきました。

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