試験対策

社会福祉士試験の学習方法 - 学習の流れ(時間のある方)

おすすめの学習方法は?

時間のある方、時間のない方2通りの方法をご紹介します。時間のある方=学生、時間のない方=社会人と読みかえていただいても良いかもしれません。この記事では、まずは時間のある方向けの学習方法を紹介します。

 

1.時間のある方向けの学習方法

1年以上かけて学習を進める方にはこちらを断然お勧めします。

①テキスト参考書で1科目ずつ理解してく

過去問で対応できない問題も多数出題されていること、今後難化が予想されることから、しっかりと理解を深めることで攻略力を高めます。ただし時間をかけすぎるのは良くありません。さらっと行きましょう。3日で1科目読み終える程度でいいかと思います。どの科目から手を付けるかですが、出題数から見ると、

「14.相談援助の理論と方法」、「4.現代社会と福祉」、「5.地域福祉の理論と方法」、「16.高齢者に対する支援と介護保険制度」の4科目が重要だと思います。

「14.相談援助の理論と方法」は事例による解答なので、あまり時間をかけるところではないですが・・・

 

以下の記事で出題数による科目の重要性を紹介しています。

 

おすすめ関連記事

あえて時間をかけてしっかりと学習するのであれば、「人物」と「歴史」と「過去の制度」です。今後も変わることがない、社会福祉の知識を得る土台となる、毎年必ず出題されるという点からお勧めします。この3つはセットで覚えることで吸収率が変わります。物語を読むように覚えることが大切です。そのため、他の記事で人物や歴史などを詳しく紹介しています。

 

おすすめ関連記事

1科目読み終わった段階で、すぐに②に移行します。

 

 すぐに移行することが大事です。記憶は生き物です。その場所にずっといると思わないでください。

 

②過去問題集を解く

①で学習した科目の過去問題を解きます。過去問を解くことで、過去の傾向や頻出問題を把握することができます。まったく同じ問題が出ることはないとは思いますが、選択肢の中に見たことがあるものが出題されることはあります。ただ、注意しなければいけないのは、制度関連の過去問は現時点では異なっている可能性があります。最新の過去問題集などを購入すれば、注意書きが載っているかと思います。

 

問題を3回は解きます。基本的には、書いて覚えることはやめましょう。何度も解いて本当に覚えられない箇所のみを、間違えノートとして作成するのは良いですが、すべて書いても、覚えられないどころか学習したと錯覚してしまいます。わからない箇所は、①に戻り理解を深める必要もあります。

 

過去問をもう覚えてしまったとなれば、③に進みます。

③模擬問題集を解く

過去問を数回解いてしまうと、解答を覚えてしまい学習にならなくなります。模擬問題集を解くことで、自身の力がわかるかと思います。初めて解いてみると全くわからない問題が必ずあるとか思います。模擬問題も3回は解きます。わからない箇所はテキストで確認しながら学習をすすめます。

 

模擬問題の良いところは、過去問に掲載されていない制度の改正点(介護保険法など)や政策の傾向を反映しているので、より本番に近い問題が掲載されています。

 

④模擬試験に臨む

模擬試験を受けるかどうかは悩むところですが、専門学校等が主催している模擬試験を、会場まで受けに行くことには意味があると思います。メリットとしては、本番に近い問題を本番に近い環境で解くことで試験に慣れることができる点です。試験慣れしていない方は、会場で時間に追われながら、大人数で問題を解く経験をしておいた方が良いと思います。

本番で実力を出せるようにすることも試験対策の一つです。

 

また、自分の実力を知るために模擬試験を受けるというのも良いと思います。ただ、本番直前の模擬試験はやめましょう。点数が・・・となってしまうと、立ち直れません。本番直前ではモチベーションを保つことも必要です。

 

他の学習方法はダメなの?

こちらで示したのは一例です。しっかりと知識が定着し、効率が良いと思いますが、合う合わないがあります。受験記を用意していますので、合格者の勉強方法をみて、自分に合う学習方法を見つけるのも良いと思います。また、不合格者の記事もありますので、ダメな勉強方法を覚えておくと良いでしょう。

 

おすすめ関連記事

 

-試験対策
-,