試験対策

【社会福祉士の受験記】大学生が卒業論文、就職活動と並行しても合格できた勉強方法を教えます!

社会福祉士の試験は毎年1月~2月上旬に行われています。大学生が受験できるのは4年生ですので、その年度には就職活動や卒業論文などイベントが目白押しです。そんな中でどのように勉強を進めれば良いでしょうか。そんな大学生の社会福祉士試験の受験体験を掲載します。

 

体験談のポイント
●少ない時間でも毎日続けること
●過去問を解くことが重要

受験者の属性

〇〇大学 4年生

 

勉強を始めた時期・勉強時間

勉強を始めた時期は4月頃でした。しかし、このころは就職活動も並行して行っていた時期だったため、1,2時間など空いている時間に勉強を行う程度でした。この時期はいくら時間が少なくても毎日続けるということを意識しながら勉強をしていました。そして、本格的に勉強を始めたのは7月頃からです。試験3か月前からは約8~10時間は机に向かっていました。

 

勉強場所

勉強を始めた4月頃は自分のアパートで行っていました。私自身は家にいてもあまり他のものに誘惑されず集中できたため大丈夫でしたが、実家などで集中できないという方はおすすめできません。7月からはもっぱら大学の図書館で行っていました。図書館内でも自分が勉強しやすい場所は必ずできてくると思うので、早いうちからそのスポットを決めておくと良いと思います。

 

勉強方法

私はなによりも過去問中心で勉強を行いました。まず過去3年分を解いてみて国家試験がどのようなものなのか実感すると良いと思います。カリキュラムが変わり問題様式が多少変化している部分はありますが、一通り問題を解くことで傾向を掴んで下さい。その後は、ひたすら過去問がくたくたになるまで繰り返し、解説を読んで重要な箇所をマーカーで引き、ワークノートに書き込むという作業をしました。ワークノートは簡潔にまとまっている分、最初は物足りないと感じるかもしれませんが、補足を書き込むことによって自分だけのマイテキストになり、私自身も試験当日はこの必携だけを持ち込み「これだけやったから大丈夫!」とお守り代わりになりました。

 

また、非常におすすめしたいテキストが『見て覚える!社会福祉士国試ナビ』です。これは図などが多くあり、「全体像」を把握するのにピッタリです。どうしても社会福祉士の試験は19科目と範囲が広いため、今自分がどの部分を勉強していてどの部分が弱いのかわかりづらいものです。このテキストを使って点と点を繋げ整理することによって、より深い知識にしてほしいと思います。

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勉強をする上でのアドバイス

模擬試験・対策講座を有効活用

大学で行われる対策講座はどうしても予定が合わず、行けないとき以外は出席するようにしていました。講師によってわかりやすさは異なりましたが、レジュメが後に自己学習でも多いに役に立ちます。時間があれば講座前にレジュメにサラッと目を通し、苦手箇所をあらかじめ印をつけ、講義を受けるとさらに良いと思います。

 

また、模擬試験は過去問より難易度が高いことも多く、「こんな内容見たこともない!」という問題も多くあります。点数にあまりこだわらず、試験慣れするためにも毎回受け、見直しのときは基本を押さえる程度で活用してください。

メリハリをつけて勉強を行う

私は特に気を付けていたのは「やるときはやる!休むときは休む!」とメリハリをつけることです。大学の図書館にいるとき休憩以外は集中してやるようにし、逆にお昼などは友達と話をしながら気分転換をしていました。また、模試が終わった日などは友達とご飯を食べに行ったり、お正月は思い切って実家に帰り31日、1日は勉強を忘れて家族と過ごしたりとリフレッシュする時間をつくっていました。長い時間を勉強するのも重要ですがダラダラやっていても実際には頭に入っていないのでは意味がありません。集中できない時には思い切って10分くらい休憩し、また再開するのもよいと思います。

 

使用したテキスト・過去問・参考書

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おわりに

勉強方法を長々と記しましたが、これが正解というものではありません。私自身もそうでしたが、いくつか勉強方法を試す中で一番自分がやりやすい方法を選択し、それが決まれば後は自分自身を信じてひたすら勉強するのみです。

就職活動、卒論と忙しい時期ではあると思いますが、悔いのないように皆様に良い結果が出ることをお祈りしています!

 

このページのまとめ

この方はとても早くから社会福祉士の勉強を始めています。大学生であれば、就職活動が終わって、夏休み明けから本格的に始める方も多くいます。それでも十分間に合います(そのあとしっかり勉強を続けられる自信があるなら)。

やはり継続は力であり、毎日少しでもコツコツと続けることが大切です。記憶の定着率を高めるためにも適度に復習を挟むとより良いと思います。

 

また、社会福祉士の試験で絶対やらなければならないのは過去問を何度も解くことです。それが合格への近道です。

 

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