受験者の属性
主婦
学習期間
1年3か月
学習方法
私は完全に自宅学習のみで臨みました。福祉系の大学を卒業後すぐには国家試験を受けずに、10年以上経ってから子育て中に資格取得試験を受験したからです。
乳幼児と生活していたので、スキマ時間に集中して学習しました。
まずは、共通科目・専門科目共にテキストをザッと読みます。ここまでで2ヶ月くらいかかりました。
その後、過去問解説集に何度も取り組みました。過去問題を解いて、間違ったところは解説とテキストを読みます。問題を解いて解説とテキストを参照するのを5か月ほど繰り返しました。
仕上げに模擬問題集と暗記ブックを使いました。模擬問題集も過去問題集と同様に間違えた箇所はテキストを参照します。
さらに、覚えにくい用語は暗記ブックを繰り返し見て覚えました。
模擬問題集は、最後の2ヶ月は時間を計って繰り返し行いました。
学習の良かった点
自宅で自分のペースでできたのが良かったです。1年3か月という長いスパンで考えたので、コツコツと焦らずに試験勉強ができました。
また、テキストを読み込んだり、ノートまとめをしたりするのを最初からしないと決めたのが時間を有効に使う上で役立ったと思います。
なぜなら、テキストはすでにきちんとまとまっているので、さらにノートに書き写す必要は無いからです。
その分の時間を問題演習に充てて、間違った箇所や苦手な箇所を読み込むというのがたくさんの問題を解かなければならない国家試験には向いていると思います。
学習の悪かった点
同じ過去問題集と模擬問題集を繰り返し使用したので、段々と回答番号を覚えてしまった部分が途中から気になりました。
答えを覚えるくらいなら良いのですが、問題文を読まずとも回答番号を答えるのでは意味が無いからです。
それに気づいてからは、過去問題集と模擬問題集のローテーションを変えたり、大問を入れ替えたりして、回答番号の暗記だけでは答えられないように工夫しました。
私の学習方法はこんな人に向いている
1人で集中して学習したい人に向いていると思います。私はマイペースなので、他の人と学習をすると、他の人のペースや点数が気になってしまうタイプです。
そのため、自分で決めたことを自分1人のペースで黙々と学習するこの方法は自分に合っていたと思います。
ライバルがいた方がはかどる人には向いていない学習方法かもしれませんが、ペースを保って集中したい人には本当におすすめしたいです。
おすすめの参考書など
テキストは、共通科目・専門科目共にユーキャンの「社会福祉士速習レッスン」を使用しました。
ノートまとめが必要ないくらい、要点を抑えてあると思います。また、小単元ごとに確認テストが難題か出題されるので、確認に役立ちました。
過去問題集は中央法規の「社会福祉士国家試験 過去問解説集」を使用しました。
1ページに1問出題され、正答だけでなく、出題の下に各選択肢の細かい解説が書いてあります。そのため、誤答がなぜ誤答なのかも理解できるようになります。
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模擬問題集も中央法規の「社会福祉士国家試験 模擬問題集」を使用しました。
こちらは、本番の試験のように全ての問題の後に、回答と解説があります。本番の試験に近い形式で良い練習になると思います。
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最後に、暗記ブックも中央法規の「社会福祉士受験 暗記ブック」を使用しました。
テキストほど詳しくなく、度忘れしてしまうような用語を覚えるのに最適です。
受験に向けたメッセージ
とにかく問題を解く、解説を読む、というのを繰り返すことが大切だと思います。
自分に合った勉強方法を見つけて、体調に気をつけて頑張ってください。