第31回社会福祉士国家資格の合格発表がされました!気になる合格ラインは何点?
2022年2月6日(日)に行われた社会福祉士国家資格の試験に関する記事はこちら
3月15日(金)に社会福祉士国家資格の合格発表が行われました。
待ちに待った合格発表です。試験が終わってから合格ラインが気になって仕方がなかった方も多いのではないでしょうか?
結果を見ていきたいと思います。
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合格ラインはどうだった?
以前の記事で、31回の試験はジェネラリストとしての社会福祉士の養成のためか、法律や制度を問われることが多くなっていること。30回よりは難化したけれど、それ以前と比較して難化したとは言えないと述べました。
そして、「具体的には第27回、第28回と同じ88点と予想します」と述べました。
結果はというと、89点でした。
1点見誤りましたが、ほぼ見立て通りといった具合です。大抵の方がこの程度のラインだと予想していた通りではないでしょうか。
合格率など他のデータは?
その他データを見てみましょう。
受験者数 :41,639人
合格者数 :12,038 人
合格率 :28.9%
合格率を下げててきましたが、28.9%と思ったよりも下がっていません。
受験者数はここ数年減少を続けていますので、合格者数の確保のためにこの合格率にしなければならなかったのかも。
受験者数の減少は、受験料も上がりましたし(7,540円から15,440円)、取得するわりにメリットが少ないことが原因かもしれません。
関連記事:社会福祉士の資格におけるメリットは?資格保有者の体験談
合格ラインの推移は?
近年の得点を棒グラフで、得点率(総点数に対する合格に必要な点数の割合)を折れ線グラフで示しています。
前回の第30回は合格に必要な得点が高く、問題が簡単だったことがわかります。
そこから点数は下がり、第27回、第28回と同程度の89点となりました。
第32回はどうなる?
さて、次は第32回社会福祉士試験ですが、今回の傾向をみると幅広い知識での対策が必要かと思われます。浅く広くと言ったところでしょうか。社会的な動向を追っておく必要はあるでしょう。
過去問があまり役に立たないという自体に陥るのではないでしょうか。また、的を絞りすぎた参考書での対応もなかなか厳しいのではないかと思います。
※こちらについては今後追記して行きます。