通信課程

社会福祉士の通信課程でレポートを完成させる5つのポイントとは?

社会福祉士の学習科目は19科目となっており、通信課程においてレポートを書き上げるのはとても大変なことでしょう。どちらの養成学校で通信課程を受けるかによって、レポートの合格点は違いますが、レポートを提出し合格しなければ終了(卒業)はできません。

今回は、合格できるレポートを書き上げるための5つのポイントを解説します。

社会福祉士通信課程に通われている方対象の企画を進めています。興味のある企画についてご回答ください。

ポイント① 何を問われているかを理解しそれを文書化する

レポートの課題内容は複雑で何を問われているか分かりにくいケースもあるでしょう。しかし、それを読み解かなければ、結果として相手(学校側)が求めている回答内容でないものになってしまいます。

そこで必要なことは、レポート作成途中であっても、何度も問われている内容を読み返すことです。最初に一度だけ課題内夜を読んだだけでは、書いているうちに問われている内容から脱線することもあります。レポート作成途中で、随時『この課題では何を問われているのか?』を意識して書くことが重要です。

ポイント② 誤字脱字は厳禁!パソコンを使用する場合に変換ミスに注意を!

誤字脱字は減点の対象になることもあります。スマートフォンやパソコンで文書を入力することが増えて、辞書で文字を調べて書く習慣が減少してきたと思います。そうなると、誤字が増えてしまう傾向にあります。

学校側が許可した場合、パソコンで作成することも可能ですが、変換ミスに気を付けて下さい。

誤字脱字、変換ミスを防ぐには完成した後、何度も見直すことが大切です。例えば完成した後すぐに一度見直して、別の日にもう一度見直したりする工夫をしましょう。見直す日を別にすることによって、新たな間違いを発見することもあります。レポートの作成は提出期限に余裕を持って、何度も確認できるように心得ましょう。

ポイント③ 起承転結等を意識してスマートなレポートにする!

まずは『起承転結』についての確認をしておきましょう。

○『起』・・・レポートの課題を取り上げて書く。

○『承』・・・主題を展開していき書く。

○『転』・・・課題となるものを自分の言葉で書く

○『結』・・・まとめにあたるもの。最終結果を書く。

起承転結の文章量の割合として、1:4:4:1くらいで書くのが理想的です。

あるいは、『序論・本論・結論』で組み立ててもいいでしょう。

○『序論』・・・課題についての問題提起をして書く。

○『本論』・・・実態や根拠を述べて展開して書く。

○『結論』・・・自分なりの考えや答えを書く。

序論・本論・結論の文章量の割合として、2:4:2くらいで書くのが理想的です。

単純に社会福祉士の学習をするだけがレポート提出ではありません。実際に福祉現場に出たら、記録として残すことが多くの場面があります。その記録は誰がいつ読んでも理解できる内容でなければなりません。社会福祉士のレポートはそのような観点からも重要になってくるのです。

ポイント④ テキストだけに頼らず時には図書館に足を運ぼう!

レポートは基本的にはテキストを熟読することによって書き上げることができるでしょう。しかし、それではどの生徒(受講者)と内容が似たものになるでしょう。学校側は多くの生徒のレポートを読んでいますので、「内容が同じだな」「さっきのレポートにも似たようなことが書かれていたな」と分かります。

そのような印象にならず、オリジナリティのあるレポートにするために、是非図書館に足を運んで、違う視点からの専門書を参考にしてみましょう。筆者が代われば同じテーマでも視点も代わり、「なるほど、そういう考えもあるのか…」と感じることもあるでしょう。また、出来ることなら知り合いの社会福祉士などにインタビューなどして情報を集めて、それをレポートにまとめるのも一つの方法です。

ポイント⑤ 「自分はどうなのか?」を意識して意見を入れよう!

テキストや専門書を参考にしてレポートを書きますが、それだけでは不十分なこともあります。実際に課題のなかでは、『○○○とは△△△ですが、あなたの意見を書いてください』というようなものも存在します。自分はどうなのか?自分ならどのように対応するのか?自分の意見はどうなのか?を書かなければなりません。

課題によっては、その答えがそのままテキストに書かれているケースもあります。しかし、それをそのまま写したのでは充分な得点は貰えません。もしかすると学校(先生)によっては合格ラインに達していないと判断させることもあるでしょう。明らかに課題の内容がテキストなどに答えが書かれている場合であっても、ポイントで自分の意見を述べながら書くと安定した得点が狙えます。

おわりに

最終ゴールは社会福祉士国家試験の合格です。通信課程のレポートを提出しながら試験勉強を同時に行う人も沢山いることでしょう。働きながらレポートを書く人にとって要領よく試験勉強をしながら合格ラインに達するレポートを書くことは大変なことであると思います。しかし、今回解説した5つのポイントをおさえれば、無事終了させることが出来るでしょう。

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