通信課程

働きながら社会福祉士のレポート提出は可能か?時間の確保方法もご紹介!

社会福祉士の通信課程を受けている人の中には、働いている人も多いと思います。特に残業が多い人などは、「働きながらレポートの提出はできるのか?」と不安に感じるでしょう。社会福祉士のレポートは、課題の内容を読んですぐに書けるものではありません。多くの場合、テキストを熟読し内容を充分理解した上でしか書けないようなものになっています。今回は、働きながらレポートを提出するための方法をご紹介し、どうすれば時間を確保できるかを解説します。

社会福祉士通信課程に通われている方対象の企画を進めています。興味のある企画についてご回答ください。

長期戦を意識して計画的に進める

社会福祉士の通信課程は、多くの養成学校で約1年半程ほどかかり、長期戦であることをi意識してレポートの作成をしなければなりません。そこで重要になってくることは、長期的なレポート作成計画を立てることです。以下、ポイントを2つまとめてみました。

ポイント① 先々の大まかな課題の内容を把握し計画を立てる

与えられた課題の内容をその都度確認し取りかかるのではなく、先々の大まかな内容を把握しておくことが大切です。養成学校によって課題の与えられ方は違うと思います。例えば、全ての課題を最初に教えられる学校、3~4か月先のみ課題を与えられる学校、その都度締め切り期間ごとに課題を与えられる学校などがあります。

いずれにしても、課題を与えられた段階で全てのものに一度目を通して、どれぐらいの時間を要することになるのかを確認しておくとよいでしょう。中には、テキストを熟読しただけではレポートを作成できない課題もあり、多くの時間を要するものもあります。

レポート作成にかかる時間(難易度)を理解することで、長期的な計画を立てやすくなります。

ポイント② 仕事で多忙な時期を踏まえて計画を立てる

年間を通して、仕事の忙しさが一定だと計画を立てやすいのですが、年末や年度末などが一気に忙しくなる職場で仕事をしている人もいるでしょう。当然、多忙な時期はレポートを作成する時間の確保が難しくなりますので、行き当たりばったりに作成するのは避け、計画を立てておく必要があるでしょう。

逆に、仕事に余裕がある場合には、一気にレポートを仕上げるチャンスです。仕事に余裕があるからといって、無駄に時間を費やすことがないようにしましょう。

レポート作成の時間確保の方法について

自分の考えなどをレポートにする作業ですが、それ自体を苦手とする人も中にはいるかもしれません。そうなると、益々時間がかかってしまい、思うように進まないと感じるケースもあるでしょう。ここでは、どのようにして時間を確保すればいいかを解説します。

家族の理解と協力を得てレポート作成をする

家族がいる人は、一人だけの努力ではなかなかレポートを作成するのは難しいでしょう。特に主婦の場合、家庭との両立をしなければなりません。家事や育児を家族に手伝ってもらうことで、時間を確保できるでしょう。

特に、仕事が休みである土日などは、一気に課題を進めることができます。そんな時に、家族の理解と協力があれば助かると思います。

テキストを持ち歩き概要を把握する

与えられた課題を読み解き、それをレポートにしていく作業は、何も机上だけで行うものではありません。初期の段階である、テキストの熟読については隙間時間でも行えます。例えば…

●通勤電車中
●仕事の休憩時間
●寝る前

などがあります。

特に、寝る前にスマホを見ることが習慣化している人は、テキストに目を通す時間に替えると飛躍的に時間確保ができるでしょう。布団の中で30分でもいいのでテキストを読むようにしましょう。

集中して一気にレポートを書くのも一つの方法

土日などの休みの日には一気にレポートを書き上げるのも一つの方法です。しかし、集中力が続かないなどのデメリットもありますので、ここではどのようにすれば集中力が継続するかをご紹介します。

自宅学習にこだわらない

自宅で集中して課題に取り組めるのであればいいのですが、何かと弊害もあることでしょう。そんな時は、図書館はカフェ、あるいは学習のためのフリースペース(有料)を利用することも大切です。特に、図書館は書籍が沢山あるのは勿論のこと、無料なのが嬉しいです。

集中できる時間帯を把握する

個人差はあるものの、夜間よりも午前中(特に起床して10時頃まで)に集中力が高まる傾向にあるようです。その時間帯を中心に学習計画を立てて、一度実践してみると良いでしょう。

もし、午前中よりも午後や夕方の方が集中できるようなら、その時間帯にレポートを書き上げても構いません。

いずれにしても、自身で集中できる時間帯を把握することが大切です。

ポモドーロテクニックを理解する

多くの人が経験していると思いますが、集中力はそんなに継続するのではありません。気が付いたらスマホに手がいっていることもあるという人も少なくはないと思います…。

それならば、短時間の休憩時間を頻回に入れる方法があります。それをポモドーロテクニックといいます。

例えば、20分学習したら5分休憩するというものを1サイクルとして、これを繰り返し学習するのです。休憩を挟むことで、脳が新鮮な状態にリセットされるということです。

おわりに

働きながら社会福祉士の通信課程のレポートを書くことは可能です。しかし、長期的な計画を立て、家族の理解や協力を得ながら行う必要があるでしょう。また、土日など自分の時間がある場合には集中して一気に取りかかるのも一つの方法です。

慣れない勉強で最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、月日が経つにつれて学習の要領もつかめてきますので、是非頑張って下さい。

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