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自閉症と向き合う、療育体験

time 2018/11/18

自閉症と向き合う、療育体験

障害の種別

自閉症

 

障がいが発覚した経緯

まず言葉の発達が遅かったです。1歳を過ぎてもほとんどしゃべりません。最初は頭囲が小さいということで市の乳幼児健診に通っていたのですが、段々と身体的な相談から精神・行動面の相談に変わっていきました。

 

保育園の育児教室に親子で参加してみても、他の子供と違って保育に参加できないのです。教室からすぐに脱走してしまい、じっとしていられません。多動です。公園やお店からも、すごいスピードで出て行ってしまい、交通事故にあうのではないかとヒヤッとしたことは数え切れません。

 

他の子供さんがお遊戯や工作をしていても、同じようにはできず、その場にいることもできず、言葉も通じません。明らかに我が子だけ様子が違っていました。

 

市の方から療育園を勧められ、入園しました。その後、病院で診察を受け「広汎性発達障害」(自閉症)と診断されました。

 

 障がいがあって苦労した経験

たくさんありますが、主なものを3点あげます。

 

まず1点目は、多動と言葉が通じないことに苦労しました。道路に飛び出していくことは本当に危険で、大事故になりかねません。手をつなぐことは嫌がりました。親は瞬発力や体力面で衰えているので俊敏に動くのは大変です。言葉で注意しても、理解できておらずどうしたらよいのか途方にくれました。

 

2点目は、エレベーターやエスカレーターに異常なまでに固執していました。自閉症によくある「こだわり」の一つです。エレベーターのボタンを押すのをやめません。市の乳幼児健診の待合がエレベーター前でした。その場で順番を待たなくてはならないので抱きかかえて立ち去る訳にもいかないのです。エスカレーターが上りと下りが並列している場所では、上って降りることを繰り返すことが大好きです。危険だし、迷惑だし、やめて欲しいのにやめてくれません。公共の場での困った行動に悩まされている親御さんは多いかと思います。

 

3点目は、偏食です。肉・野菜・果物すべて嫌がり、白ご飯しか食べるものがないのではと思うような日々が続きました。

 

 その苦労を乗り越えるための工夫

多動に関しては、療育園に入園できたことが大きかったです。療育園は当然のことながら、門が完全に閉まっているので、公園とは違って園外に飛び出していくことができません。教室やお遊戯室、園庭で先生方に見守られながらのびのびと遊ぶことができました。

 

園の近くの公園に外出する時も、大きな手押しワゴンのような台車に子供たちが数人乗って行くので道中は安全でした。公園も大きく広い場所だったので、すぐに道路に飛び出せる環境ではなく、先生方も手厚く複数人おられたので有難かったです。

 

物に固執する癖は、自閉症の特性でもあり、治るというものではありません。してはいけないことは繰り返し教えながら、本人の成長・発達の過程で、少しずつ言葉や物事に対する理解が進んでいくという感じです。健常児よりかなりの時間はかかりますが、あきらめずに繰り返し教え、対応策を親子で学んでいくことが大切でした。

 

偏食に関しては、療育園~保育園~小学校の給食のおかげで年齢とともに少しずつではありますが、食べられるものが増えていきました。うちの場合は、療育園・保育園における幼少時の食育が効果的なものとなりました。先生方の励ましが大きいです。

 

一口でも食べられたら、手を叩いて大いに褒め、周りのお友達も褒めてくれるという環境でした。楽しく嬉しかったと思います。本人の頑張れた、できたという成功体験が今日の土台になっているようです。

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