通信課程で大切なのは仲間づくりとスケジュール管理
社会福祉士を目指す多くの方は通信課程に通われていると思います。長ければ約2年間の学業との両立が求めらます。そこで今回は通信課程での学業と仕事の両立で大切なことをお伝えしたいと思います。
社会福祉士に興味がある方に読んでもらいたい1冊です。本HPで連載していた事例を紹介しています。施設相談員がメインの事例となっており、介護福祉士と何が違うのか、どんなことをするのかよくわかると思います。小説風に書かれているので読みやすいかと思います。
仲間づくり
通信課程では基本的に1人で課題や試験学習に取り組みます。学校からの指示も曖昧なものも多く、判断に悩むことも多くあります。特にレポート作成の方法などでは。
1人で悩むより同じ課程の仲間で繋がりを持って一緒に悩み、解決方法を共有できた方が良いと思いませんか。その仲間づくりの場がスクーリングです。
通信課程では年に数回のスクーリングがあります。そのスクーリングが社会福祉士を共に目指す大切な仲間づくりの場となります。そのため、スクーリングを逃すと他の学生と関わる機会がほぼありません。
最初は皆さん緊張していますが、演習などを行えば必然的に会話する機会も多くなり、自然と仲良くなれるものです。全員と仲良くなる必要はありませんが、複数人と連絡先を交換する、LINEのグループを作るなど連絡手段を用意するのが良いでしょう。
レポートの悩みや社会福祉士の勉強の進捗具合などを連絡し合って、お互いを高め合うのが良いと思います。
ここでの仲間は意外と試験が終わっても繋がりがあり、場所が近ければ仕事を一緒にやったり、職場を紹介してもらったりと長い付き合いになることも多くあります。
スケジュール管理
卒業までは数多くのレポートに追われることになります。慣れないレポート作成には時間がかかりますので、仕事の合間で行うのは大変です。早目に作業に取り掛かり、数回先まで終わらせておくなどの余裕をもっておくことが大切です。
社会福祉士の試験対策も同じです。まだ良いだろうと思っているとすでに周りは学習を始めていることは多くあります。仕事をしながらということを考えると、8月くらいには少しづつ学習を始められると良いでしょう。
ちなみにレポートは社会福祉士の試験対策にはあまりならないと思います。レポート内容だけでは広い試験範囲をカバーできるものではありませんので、「レポートを作成しているから社会福祉士の試験対策もOK!」と思ってはいけません。まるっきり別物です。