通信課程

社会福祉士の受験資格を取得する!一般・短期養成施設の4つ特徴を紹介します。

社会福祉士の受験資格を得られる大学は数多くあります。しかし、社会福祉士を得る方法は専門課程の大学だけではありません。福祉とは関係ない大学を卒業して、実務経験をを経てから一般・短期養成施設を利用して受験資格を得る方も多くいます。

 

一般・短期養成施設で社会福祉士の養成課程を卒業した経験から、特徴を挙げたいと思います。社会福祉士に興味があるけど、一般・短期養成施設ってどんな所なのか気になる方に見ていただきたいと思います。

 

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一般・短期養成施設の基本情報

一般と短期養成施設は何が違うのか

卒業までの期間と入学資格が違います。

 

福祉系大学を卒業して基礎科目を修めていれば9ヶ月で卒業できる短期養成施設へ入学することができます。一般大学の卒業者や相談業務4年以上の方は1年9ヶ月の一般養成施設を利用することになります。

 

基本的に通信課程

一般・短期養成施設には通信や昼間、夜間と課程がありますが、ほぼ通信課程です。通信課程では、数ヶ月に1度出されるレポート課題を提出するのと、年に数日は学校で行われるスクリーニングへ参加する必要があります。実習が必要な方であれば、およそ一ヶ月ほどの実習もあります。

 

一般・短期養成施設の特徴は?

通信課程なので仕事と並行できる

ほぼ100%の方が現在の仕事と並行して社会福祉士の受験資格取得を目指していました。今の仕事を辞めなくて良いというのは大きなメリットだと思います。ただ、実習が必要な方は1ヶ月程度休暇を取る必要があるので注意です。

 

様々な経歴の方と出会える

私が一般養成施設の通信課程へ入学した際は、現役の介護士や看護師といった関連性の深い職に就いている方はもちろん、一般企業で営業をしていた方やカメラの開発部門にいた方、40歳までフリーターで過ごしていた方などそれぞれ異なった人生を歩んできた人ばかりでした。20代〜60代までと年代もバラバラです。

 

通信課程ですので、初めて会ったのは1年次のスクリーニングでしたが、グループでディスカッションやロールプレイを行うので、すぐに親しくなりました。通信課程ではお互い情報が欲しいので知り合いは簡単に増えていきます。

 

学生の中には福祉事業所の経営者なども中にはおり、スクリーニングを通してスカウトされて、社会福祉士の資格が取れれば正式採用といった光景も見てきました。

 

大学であれば基本的に同年代ばかりなので、高校は違えど今までの経歴が大きく異なることもありませんし、考え方や価値観も近いものです。福祉分野出身ではない方がいるだけで考え方は大きく違いますので、大きなメリットと言えるでしょう。

 

活発な議論ができる

スクリーニングではディスカッションをすることが多くありました。それがとても活発なんです。経歴もバラバラなので考え方も違い時にはぶつかり合うこともありました。それも含めて良い経験ができると思います。

 

それぞれ過去の経験から話ができるので、話に深みが出ますし、具体的なイメージも出来るので説得力が違います。話し方や論法を学ぶといった点でも大きなメリットです。

 

みんなモチベーションが高い

社会福祉士の資格を取得して、キャリアアップや転職、就職の手段としたいと思って入学しているので、とてもモチベーションが高い人ばかりでした。1年次のスクリーニングが5月にあったのですが、すでに受験勉強に取り掛かっている方もいました。勉強方法の相談や模試の活用方法、制度改正といった情報交換も頻繁に行われていました。

 

そんな人ばかりが集まっていますので、合格率もかなり良い成績でした。社会福祉士の試験は、全体で30%弱程度の合格率ですが、私のクラスでは70%強と大幅に全体の合格率を上回っていました。

 

大学の場合には、社会福祉士の養成課程であっても途中で進路を変更する方は多数います。そのため、記念受験の方もおり、真面目に勉強したい側からすればモチベーションを下げる要因にもなります。勉強する仲間がしっかりといれば別ですが。

 

そういった意味でもクラス一丸となって社会福祉士の試験に合格するという気持ちを持っていたので、モチベーションを保つことができたので良かったと思います。

 

関連書籍:【ケース実例集】社会福祉士の仕事ってこんな感じなんです。

 

最後に

社会福祉士に興味があるけど、一般・短期養成施設ってどんな所か想像付かない方は多いと思います。また、期間が最短で九ヶ月、長くて1年9カ月かかるので面倒だと思われる方がいると思います。

 

しかし、それ以上にメリットがあるんです。それば一番は人との出会いです。卒業後も年に数回は仲の良い同級生と会っており、情報交換しています。その関係から転職することもありましたので、社会福祉士の資格を取得するだけでなく、その後の人生においても良いものとなりました。

 

気になる方は一度資料請求や学校説明会へ参加することをお勧めします。

 

 

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