愛されキャラのお婆ちゃんと、面会に来ない家族

福祉事例連載

【第7回】 愛されキャラのお婆ちゃんと、面会に来ない家族 ~最期を迎えて~

さらに一週間後、Mさんは静かに息を引き取りました。皆から愛されるMさんらしく、人の多い昼間の時間帯に亡くなりました。
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【第6回】 愛されキャラのお婆ちゃんと、面会に来ない家族 ~終末期ケア~

遠慮がちにではありましたが、ご家族としての意向をTさんから聞くことができました。このまま食事がとれなくなっても点滴やその他の医療・延命処置は希望せず、痛みや苦痛なく穏やかに過ごすことを優先させるということでMさんの終末期ケアの方針が定まりました。
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【第5回】 愛されキャラのお婆ちゃんと、面会に来ない家族 ~二度目のカンファレンス~

カンファレンスの中で、Tさんは「安らかに最期を迎えてほしい」という気持ちをお話してくれました。二回目のカンファレンスでは、そこに重点を置いてTさんの思う「安らかな最期」がどういうものかを聞いてみることにしました。
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【第4回】 愛されキャラのお婆ちゃんと、面会に来ない家族 ~Tさんの気持ち~

玄関に着き、靴を履き替えるために下駄箱の前で足を止めたTさんは、私の方を振り返り、こう言いました。「私、今の母を見るのが怖いんです。」
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【第3回】 愛されキャラのお婆ちゃんと、面会に来ない家族 ~Mさんの変化~

面会についてはどのくらいの頻度で来ていたのか、記録がありませんでした。しかし、開設当初から働いている職員に聞いてみても、Mさんのところに家族が来ているのはほとんど見たことがないと言っていました。
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【第2回】 愛されキャラのお婆ちゃんと、面会に来ない家族 ~娘さんとの出会い~

私はそのとき初めて、その方がMさんの娘さんであることを知りました。「あ、こちらこそ初めまして。介護職員をしておりますSと申します。」サングラスをかけたまま、表情が読めないTさんに私は少し戸惑っていました。
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【第1回】愛されキャラのお婆ちゃんと、面会に来ない家族 ~皆から好かれるMさん~

私が特養にて相談員として働いていた頃、Mさんというご利用者さんがいました。要介護5で、生活の全てに介助を要する94歳の女性でした。重度の認知症のため言葉によるコミュニケーションはほとんどとれず、足も全く力が入らないため移動は常に車椅子という生活でした。
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