職種:担当業務
特別養護老人ホームでの施設ケアマネジャー、生活相談員の兼任
業務内容
特別養護老人ホームの入居者に対してのケアマネジメント、生活相談、他機関との連絡調整などを中心に業務を行っています。自身の担当は30名の入居者ですが、他のケアマネジャーや生活相談員が休みの日には代わりに対応するケースがほとんどですので60名の入居者に対しての上記対応を中心に行っています。それ以外にもショートステイ事業のフォローや施設の事務作業など多様な役割をこなしています。時間が足りないと思う事が多いですが、仕方ないとも思っています。
やりがいを感じる時・やりがいを感じること
以前は介護福祉士として働いていましたが、その役割では正直出来ることに限界があると感じる事が多かったです。現在の役割になってからは以前は解決できなかった課題に対して、主体的に課題の解決に向けて支援や援助を行えることに一番のやりがいを感じています。今の役割ではご家族の方と話をする機会が増えましたが、特養の役割として介護の社会化に関わることが出来ていると感じた際に、特に誰かの役に立っている実感を特に感じます。また入居者が抱えている問題に対して、情報を収集して分析し、課題を抽出して要因を特定し、チームで課題の解消に取り組む際に自分一人ではとても思いつかないようなアイデアを引き出せたり、思いもよらない手段で問題解決できた時なども一人で仕事をするよりも達成感を強く感じることが出来ます。それでも入居者が笑顔で挨拶してくれる時やご家族から感謝された時、そしてチームの他職種の方から高評価して頂いた時などは単純にうれしいと感じますし、一番やりがいを感じる瞬間です。何かに取り組んでもうまく行かない事も多くストレスを感じる事も多い仕事ですが、だからこそいろいろ工夫したり考えたりしながら、何とかより良くなる方法を試行錯誤する事にも面白みを感じています。
現在の職種、業務の魅力
特養の規模にもよると思いますがそれほど大きくない施設の場合、施設のケアマネジャーはケアマネ業務以外の何らかの業務を兼任するケースがほとんどのようです。その事に対してどう感じるかはその方次第と思いますが、私は社会福祉士であることを活かして生活相談員の業務を兼任する事で、ケアマネジメント以外のさまざまな業務を経験出来て運が良かったと思っています。正直する事が多すぎて大変だなと思う事も多いですが、今経験していることを次のステップアップに必ずつなげる事が出来ると思っています。この点が現在の業務の一番の魅力だと思っています。