【現場の不満】こんなにやっても感謝の言葉はかけてもらえず

理不尽さを感じる介護職員 介護の仕事

【現場の不満】こんなにやっても感謝の言葉はかけてもらえず

 

 

勤務先:特別養護老人ホーム

 

介護の世界では個々の人権を重んじることの大切さが当たり前になっています。もちろん私自身も、高齢者一人一人には人権があり、個人の希望を最大限叶える介護を目指しています。

 

例えば、私の勤務する特養では、以前は食事をとる時は全員決まった時間に決まった場所で同じメニューを食べてもらっていました。かつてのベルトコンベアー式で食事介助をしていた時代と比べればマシですが、それでも個人の自由度は低いと言えます。

 

現在はそれも変わり、食時間は大まかにしか決まっておらず、その時間内であればいつ食事をしても良く、食器なども自分が家で使用していたものをそのまま持ち込んでもらえるようになりました。好き嫌いもある程度は聞いてもらえますので、個人の自由度は高まりました。

 

しかし、このようなシステムを維持するには労働力がかなり必要になります。食事時間の間、職員が数名は必ず食堂にいなければいけないので、一気に食事を終わらせていた時とは比べ物にならないほど忙しくなりました。

 

正直、理想を実現しようとすると労働力が圧倒的に足りません。それでも、現場で働いている職員は少しでも利用者さんの人権が守られるように努力をしています。

 

しかし、この努力が家族にきちんと伝わることは少ないのです。

 

以前、利用者の家族から「うちのお母さんのことを大勢の中の一人としか見ていない。」と罵られました。たまたまお風呂介助の時に居合わせたのですが、私の介助を見てそのように言われました。その時、本来ならもう一人いるはずの介護職員が急な休みを取っており、他のフロアからヘルプを呼べる状況ではありませんでした。

 

それでも、一人一人の入浴の意思を確認し、誰々とは一緒に入りたくないといったことや、このシャンプーを使いたいといった要望にも丁寧に答えていたつもりです。私のどのような介護を見て家族がそのように言ったのかはわかりません。それでも、私はこんなにやっても感謝の言葉はかけてもらえず非難されるのかと介護の仕事に絶望しました。

 

正直、家政婦のようにすべて自分の要望に応えてもらいたいならサービス付き高齢者向け住宅に行けば良いのです。高い費用を払う代わりに最高のサービスがついてくる。それができないから特養にいるのです。特養の職員はみんな歯を食いしばって頑張っています。希望があるなら聞きますが、何も知らずに批判するのだけはやめて欲しいです。

 

 

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