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【現場の不満】介護職の労働の過酷さを世間の人々に知ってもらいたい

time 2020/04/21

【現場の不満】介護職の労働の過酷さを世間の人々に知ってもらいたい

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【現場の不満】介護職の労働の過酷さを世間の人々に知ってもらいたい

 

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勤務先:特別養護老人ホーム

 

僕は5年前から介護職の仕事をしています。自分では何十年も働いたように感じるが、これを書くにあたって調べてみると、まだ5年しか経っていないことにひどく驚愕しました。それだけ、介護職の待遇は劣悪を極めているのです。この仕事を始めてから白髪もかなり増え、眠れない日も多くあります。

 

介護職の人員不足が世間でも問題となっていますが、それは当然の結果だとしか言いようがありません。実際、僕もこの職に就いたことをひどく後悔しています。

 

特に強く危機感を抱いているのは賃金です。この過酷な労働に対し、支払われる賃金の安さがあまりに酷いのです。

 

介護職の労働の幅は多岐にわたります。よく「身辺のお世話をするだけでしょ」と言われますが、とんでもない。その身辺のお世話とやらにどれだけたくさんの要素が詰め込まれているか、一般の人はあまりに認識していません。

 

僕の勤めている特養では、1人で入居者10人以上の行動予定を管理して、次々と別の人の相手をしなければなりません。ある人をトイレに座らせて、終わらないうちに別の人にペーストの食事を食べさせる。と思ったらそれも中断して今度はまた別の人とコミュニケーションをとる。それが8時間以上続くのです。

 

昼飯の時間でさえ、入居者のご機嫌をとりながら箸をつつかなければなりません。数分も経たずに作業内容がどんどん変わり、しかも10人以上の作業を覚えなければいけない。仕事が終わった頃には頭もくらくらです。

 

しかも利用者の家族の要求も高いのです。1人でもケアを忘れれば、利用者の家族から僕に対して苦情が飛んで来ます。「利用者を何だと思っているんだ、お前は介護職なのだからそれぐらいのことはやって当然だ」と何度も言われました。むしろ僕を何だと思っているのか!肉体も精神もとうにボロボロだというのに、当然もへったくれもない!

 

それでも、給料が高いのなら我慢できます。だが実際はどうだろうか、5年勤めてみても、初任給の頃からちっとも上がる気配がない。むしろ苦情の分だけ減給です。

 

金がない。これがどれだけ人生の重圧になるか、想像には難くないことです。おいしい物で気分を紛らわそうにも、旅行でリフレッシュしようにも金がなければどうしようもありません。それなのに、月せいぜい15万円程度の給料です。アパートの家賃と食費と光熱費を払えばもう口座はすっからかん。こんな条件下でどう文化的に暮らせというのでしょうか。

 

さらには、僕は利用者と上層部の人間の身勝手さに板挟みになっています。介護職の人間はきっとみんなそうだろう。こんな言い方をしたくはないが、愚痴を言わずにはやっていられません…。

 

なぜこんな仕事を志望したのだろうか。かつての自分はきっと崇高な理念とか夢とかをもって仕事をしていたのでしょうが、もう思い出すこともできません。

 

とにかく賃金を上げてもらうよりほかない。そのために、もっと介護職の労働の過酷さを世間の人々に知ってもらいたいのです。

 

医者の賃金が高いのは、仕事内容が激務であることと、その大変さを国民の大多数が承知しているからだと思います。

 

だったらそれと同じことが、介護職員にも許されてしかるべきだ。僕たちも人々の命をケアしているのだから、もっとたくさんの人に知ってもらいたいのです。

 

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