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【現場の不満】ご利用者様とご家族の意思に板挟みにされる介護職員

time 2020/04/21

【現場の不満】ご利用者様とご家族の意思に板挟みにされる介護職員

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【現場の不満】ご利用者様とご家族の意思に板挟みにされる介護職員

 

 関連記事:【出版しました】介護職員は叫ぶ!!介護業界はこんなにも理不尽だ  

 

勤務先:特別養護老人ホーム

 

私たち介護士は、介護士である以上、ご利用者様の意思を把握し誠意を込めてその意思に応える必要があります。そしてもちろん、それはご家族様にも言えることです。だがしかし、ご利用者様本人の意思を無視し自分の意思を尊重してしまうご家族様も少なからずいるのです。

 

100歳を数年後に控えたご利用者様がいました。当然、自分の体に必要な栄養量も減ってきており1日3食の食事を拒否することも少なくありませんでした。職員は今の健康状態・体重を維持できるのであれば、きっちり3食を食べ切らなくても良いと考えていました。無理やり食べさせるのは私達も辛く、そして何より本人の「もう食べたくない」と言う意思を完全に無視すると言うことになります。

 

しかし、そのような状態であっても「3食ちゃんと食べさせろ」、「拒否があるのは職員が下手なだけ」、「上司の指導が行き届いてない」等の罵声を浴びせてくるご家族様がいます。

 

こちら側がきちんと説明し一旦は渋々納得したように見えても、次の日にはまた職員を平気で傷つけてくるのです。そうなると職員もなんとかして食べていただこうとする。しかし意思の強いご利用者様であるが故に簡単なことではありません。

 

ご利用者様とご家族様に板挟みにされ心を病みその場で泣き出してしまう職員さえいたほどでした。

 

「だったら退所してもらえば良いじゃん」とそう思う人もいるだろうが簡単なことではありません。もし強行して退去勧告になったとして、施設が訴えられでもしたら基本的に私達は勝てません。

 

有る事無い事をご家族様が証言するとしようとすると、それをなかったことだと証明できなければ私達にはどうしようもありません。それを防ぐためにはこのご利用者様を退去させるに値する証拠を集めなければいけません。

 

「いつ」、「どこで」、「どんな時に」、「何を言われた」、「何をされた」を詳細に記録しなければいけませんでした。普段から激務のこの仕事で、罵倒された内容を完璧に覚え記録に残すと言う作業はストレス以外の何物でもなく容易なことではありません。

 

もちろん施設も全く動かなかった訳ではありません。何かあるたびにご家族と約束事を取り決めはしていましたが、そんなご家族様が約束を守るわけもなく。

 

私達は、ご利用者様への申し訳なさ、ご家族様からのモラハラにより余計なストレスを感じながら働いています。

 

私達はご利用者様の最期をより自分らしく、より良く迎えられるように努力しなければいけません。だが、それは非常に難しいことです。それに加え、さらに難題にしてくるご家族様が少なからず存在すると言うこと。そしてそれをはねのけることの出来ない私達の立場の弱さはまさに介護業界の闇と言えます。

 

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