2020/08/07

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【こんな時どうする】本当はいただきたいところですが
介護現場で働いてるとよくあるのが、入居者の方から介護者へお菓子などをくださることです。今の高齢者の方々の世代は「もったいない精神」、「なにかしてもらったらお礼をしなきゃいけない」という気持ちが強い方が多いと感じます。
食べ物であればコッソリと
それがお礼や気持ちを伝えていただくといった言葉であれば、介護士として凄く励みになりますし嬉しいことですので、そのまま受け取理ますが、物となるとそうは行きません。
これはご家族もご本人にも金銭的に余裕のある有料老人ホームに多い事例かもしれませんが、特定の入居者に気に入られたりすると「お礼だから」と食べ物をお裾分けしてくださるとことも多いのです。
しかし、基本的に入居者から物を頂くことは禁止されています。理由を説明しても「なんで貰ってくれないの」と怒ってしまう方もいます。そんな場合は、コッソリ頂くしかありません。もちろんきちんと理由を説明した上で、お礼を伝えて頂きます。
本当はいただきたいところですが
もっとも一番困ってしまうのが、金銭のやり取りです。「よくしてもらったから、遺産のお裾分け」、「いつも頑張ってるからボーナスだと思って」と現金を封筒に入れて渡してくれたり、菓子折りの中に現金入りの封筒を忍ばせて渡してくれるしっかりしている方もいます。
さすがに入居者から現金を頂くわけにはいかないので、お気持ちを考慮してその場はお礼を伝えて受け取ります。そして、それを上司や施設長に伝えてご家族に事情を説明してお返しするという形をとっています。
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