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【現場の不満】小規模多機能型居宅介護って知っていますか? ふくしの声

time 2018/07/07

【現場の不満】小規模多機能型居宅介護って知っていますか? ふくしの声

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【現場の不満】小規模多機能型居宅介護って知っていますか? ふくしの声

 

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私が働いている施設の形態は小規模多機能型居宅介護といいますが、ご存知でしょうか。

 

在宅の利用者様が介護保険で利用できるサービスには、訪問介護、デイサービス、ショートステイなど様々な種類がありますが、これを別々に、一つ一つ利用するのは大変な手間がかかります。どのサービスにも契約が必要ですし、それぞれに利用の際の注意事項や利用の制限があります。ケアマネが調整してくれると言っても、ショートステイなど早くから予約が必要だったりして、なかなか希望をすべて満たすところまでフォローできないのが現状です。

 

この欠点を補うべく登場したのが、小規模多機能型居宅介護。ここでは「訪問」「通い」「宿泊」の3つのサービスを、同じ施設、同じスタッフが行うことで、煩雑な調整の手間をなくし、利用者がなじみのスタッフの介護で落ち着いて生活できるような仕組みができています。

 

専属のケアマネが利用者それぞれに合ったプランを、日々の生活の中で作成していくため、プランと実際のケアに隔たりがあるなど、ありがちな弊害が生じにくくなっています。利用者にとってはまさに「天の助け」ともいえる素晴らしい形態ですが、実際に働いてみると、これがまあ、なかなか厳しい現状があるんですね。

 

まず、このシステムの良さがなかなか周知されていないこと。小規模多機能って、あくまでも在宅で生活する人のための仕組みなんですが、登録される方の動機を聞いてみると、「グループホームに入れたいけど、順番待ちだから」とか、「この要介護度だと特養は難しいから」とか、次のステップのためのつなぎとしか思えない理由で来られる方が多いです。

 

それも事情と言えば事情ですが、施設に入れたいくらいの気持ちだから、結局「通い」(デイサービスみたいなものです)の利用が週7日(!)になったりして、自宅での生活を継続させるためという本来の目的がおざなりにされてしまっています。

また、それぞれのサービスに利用制限がなく、施設がいいと思えば何でもできてしまうのもこの形態の大きな欠点。訪問介護やデイサービスのように「これはできない」という線引きが曖昧なので、結局利用者側のわがままが通ることも多く、最前線の介護職員にとって不満の種となっています。

介護保険の仕組みの中で、ある意味オールマイティな存在として注目はされているんですが、利用者や居宅のケアマネさんの認識も薄く、マイナーな存在の小規模多機能。そのポテンシャルの高さに反比例して職員の大変さが際立ってしまうのは、制度の不備も大きな原因ではと思ってしまいます。

 

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