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【社会福祉士】マッピング技法(ジェノグラム、エコマップ)について

time 2018/09/16

【社会福祉士】マッピング技法(ジェノグラム、エコマップ)について

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【試験対策】マッピング技法(ジェノグラム、エコマップ)について

マッピング技法は、援助者が社会福祉サービス利用者の抱えている問題を共に解決していくため、そこに関わる様々な人々や社会資源、また家族内関係の相互作用をわかりやすい形で描き出していく図式法です。作成はさまざまな「記号」や「関係線」を用いることにより、複雑な相互関係の全容が一見でわかりやすく明らかになります。そのため、状況改善にむけた手がかりがつかみやすいこと、情報を共有しやすいという利点があげられます。

 

ジェノグラム

代表的なマッピング技法の一つとしてM・ボーエンにより開発された「ジェノグラム」があります。ジェノグラムは「家族図」ともいわれるように、世代間でみられる家族関係や親子関係の持ち方、隠されている特有の型受け継がれている問題等の情報を図の中に平易に描き出します。家庭環境を知る第一段階であるアセスメント方法として使用され、さらに介護介入にも有効です。作成方法は、男性は□、女性は〇、結婚した場合は線で結ぶ◎は対象者、死亡には×を記すること等が通常で、その他利用者や家族に大きな影響をもたらしたライフイベンツや、それらが生じた理由も必要に応じ記入します。

ジェノグラム

エコマップ

もう一つの典型的なマッピング技法にA・ハートマンにより考案された「エコマップ」があります。エコマップは「生態地図」または「社会関係図」とも呼ばれ、家族とその周りの人々や社会資源の間にみられる状況など多種多様な生活問題を抱える人と環境との関係を描き出し、図式化、視覚化、客観化できるものです。

 

このように幅広い相互関連性を描き出すエコマップは、援助過程においてアセスメントやプランニング、援助目標の設定援助介入やモニタリングなどさまざまに活用されています。具体的には公的なもの(病院や福祉施設、公共機関など)から私的なもの(近隣関係・友人関係・民間組織など)、さらには今地域に存在せずこれから作り出していく必要のあるものまで、対象者と関係のあるもの・その可能性が高いものすべてが「エコマップ」に集約されます。

 

エコマップには関係性の強さ弱さ・関係性によるストレスの存在なども「関係線」により表記されるため、相談援助を行っていくうえでエコマップの作成は欠かせないものであります。エコマップを見ることによって今ある社会資源・これから開発していかなければならない社会資源なども見ることができ援助を展開していく上で重要なものとなっています。また、エコマップは利用者とその環境とのかかわり合いが容易に把握できるとともに、利用者が作成に参加することによって自らの状況を客観的に見ることができるという利点もあります。

エコマップ

 

「人と環境との相互作用」の視点が注目される今日、家族・親戚関係を図式化したジェノグラムと、家族をとりまく社会環境を図式化したエコマップの併用の効果も期待されています。

 

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