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介護職員不足はイメージの悪さが原因なのか?

time 2019/02/04

介護職員不足はイメージの悪さが原因なのか?

今回はこの記事について考えてみたい。

「介護職、人材確保へ躍起 イメージの悪さ払しょくへあの手この手」

毎日新聞2/3(日) 13:00配信

 

要約すれば、介護業界の人手不足に関する記事であり、最大の壁は介護業界に対する悪いイメージであり、データを見れば賃金もそれほど悪くないし、従業員満足度それほど悪くないとのこと。それに養成学校の学費補助もあるしね!だそうだ。

 

特に気になったのはこの表現だ。

「介護についてみな関心はあるのに、自分の仕事として考えた時にあまりにイメージが悪すぎるんです」

 

イメージの悪さですか・・・。イメージが悪いと言われると、「現実は良いのだけど、思い込みが先行してるんです。」と言っている感じを受ける。

 

本サイトでも幾度も取り上げているように、介護職員の置かれている状況はとても過酷なものも多い。

 

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それを「イメージが悪い」の言葉で片付けようなんて何を考えているのだろうか。

 

一旦少し落ち着いて、記事を読み進めたいと思います。

ここで提示されているデータでは、

月給を見ると、主に施設で働く介護職員は21万1464円。中小企業の若手社員と同等かやや良い位の水準だ。

と述べている。記事では公益財団法人「介護労働安定センター」の17年度介護労働実態調査と記載されているが、介護職員の給与額から見るに、正しくは、平成29年度 介護労働実態調査結果のデータだろう。

 

もちろんこのデータにはアルバイトやパートなどの時間給の方は入っていない。つまり実際良くないということでしょう。もう少し他もみると、訪問介護職員:198,486円、サービス提供責任者:230,688円であり訪問介護って辛いのに安過ぎるでしょとか、サービス提供責任者でもほぼ変わらないってことは昇級も見込めないのだと察してしまう。

 

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そして続くのが、仕事の満足度だ。

一方、働いている当事者はどう考えているのか。「今の職場で働き続けたい」との回答は56.9%で、前年より微増した。離職率の中身を見ると、4割の事業所が離職率10%未満で、離職率30%以上の事業所は全体の2割だった。賃金的に良くはないが、それなりに満足度が高い職場と言えそうだ。

満足度が高い?昨年度から微増したことは事実であっても、これこそ他の業種と比較してみないとわからないのではないか。感覚的には、56.9%しかいないの?となりそうですが。

 

最後に言いたいのは「イメージが悪い」なんて誤魔化した表現ではなく、待遇や環境が悪いんですと述べてもらいたい。

 

現実と向き合うことなくして、現実が良くなることなんてないのですから。
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