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【介護福祉士試験対策】第30回 介護過程

time 2019/01/05

【介護福祉士試験対策】第30回 介護過程

問題61

介護過程の目的に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 疾病の診断資料として活用する。
2 . 職種間の専門性の違いを明確にする。
3 . 介護福祉職の業務負担を軽減する。
4 . 利用者の自己実現を支援する。
5 . 家族の希望や思いを代弁する。

 

 正解は4です。

介護過程は介護の目的である「本人が望む生活・人生」を達成するために行なう客観的な思考過程のことであり、アセスメント、計画の立案、実施、評価の4つで構成されます。

 

 

問題62

利用者のアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 利用者本人の希望に沿った情報を収集する。
2 . 家族のニーズを優先させながら情報を収集する。
3 . 介護福祉の知識を活用して情報を解釈する。
4 . 生活課題を明確にした後で情報を関連づける。
5 . 利用者の情報を整理した後で要望を聞く。

 

1.利用者の全体像を把握するためには希望に沿った情報だけでなく、希望に沿わない情報の収集も必要です。
2.優先すべきは利用者本人のニーズです。
〇3.アセスメントは評価のことであり、利用者に関する情報を収集・分析し、専門的な視点から解決すべき課題を把握することを言います。
4.情報収集を行ってから生活課題を明らかにします。
5.要望を聞いてから情報を収集します。

 

問題63

介護計画の立案に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 以前の介護計画は考慮せずに立案する。
2 . 現実的で実践可能な内容にする。
3 . 介護福祉職の望む利用者像を目指す。
4 . 本人や家族の希望と乖離(かいり)してもよい。
5 . 安全性よりも効果を優先する。

 

1.以前の介護計画も考慮して、新たな計画を立案します。
〇2.介護計画は現実的で実践可能なものである必要があります。
3.目標は利用者本人の望む姿です。
4.本人や家族の希望に沿った計画内容である必要があります。
5.安全性が最優先です。

 

問題64

介護記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 事実はありのままに記録する。
2 . 鉛筆で記録する。
3 . 数日後に記録する。
4 . 介護福祉職の感情を記録する。
5 . 他職種との関わりを除外して記録する。

 

〇1.介護記録にはありのままを記録する必要があります。
2.鉛筆は故意の修正が行えるためボールペンで記録します。
3.原則当日に記録します。
4.感情ではなく客観的な事実や介護福祉士としての分析や解釈を記録します。
5.他職種との関わりについても記録する必要があります。

 

問題65

介護過程の評価に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 介護計画の内容に対する介護福祉職の満足度を評価する。
2 . 支援の実施状況に関する情報を整理して、評価する。
3 . 複数ある短期目標は集約して評価する。
4 . 実施後に評価基準を定めて評価する。
5 . 家族が多角的な視点から評価する。

 

1.介護福祉職の満足度の評価ではありません。
〇2.評価をする際には支援の実施状況を整理してから評価を行ないます。
3.集約はせず、個別の短期目標ごとに達成状況などを評価します。
4.はじめに評価基準を定めてから実施します。
5.評価は家族が行うのではなく、介護を行なっている介護福祉士が行います。

 

問題66

Eさんは認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居している。廊下を頻繁に歩き、他の利用者の部屋に入ってはトラブルになりかけている。介護福祉職が声をかけると、「私には行くところがある」と怒鳴る。

Eさんのアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 怒鳴られた介護福祉職の気持ちを情報として活用する。
2 . 「廊下を頻繁に歩かないこと」を生活課題に設定する。
3 . 他の利用者とトラブルになりかけている情報は不要と判断する。
4 . 「私には行くところがある」という言葉を解釈する。
5 . 言動から短気な性格だと考えて分析する。

 

Eさんの言動を解決するためには、本人がその言動を行なう理由を把握しなければなりません。
1.介護福祉職の感情を活用する必要はありません。
2.生活課題の設定としては適切ではありません。
3.事実であり必要な情報です。
〇4.「私には行くところがある」という言葉から解釈していくのが適切な判断です。
5.一つの事柄から安易に短気な性格と判断するのは適切ではありません。

 

 

問題67

Fさん(75歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)である。家族の介護負担が増加して、3日前から介護老人保健施設に入所している。入所前から、トイレに間に合わずに尿失禁をしてしまうことがあるため、昼夜、リハビリパンツを使用している。歩行は自立している。夜間、トイレに起きているがその後眠っていることが確認されている。

Fさんの尿失禁の改善を目標に収集する情報として、最も優先度の高いものを1つ選びなさい。

1 . 介護負担となっている家族背景
2 . 施設生活に対する不安
3 . 夜間の中途覚醒状況
4 . トイレに行く時間帯
5 . 歩行に必要な下肢筋力

 

1.ここでは家族背景は関係ありません。
2.尿失禁の改善においては不適切です。
3.覚醒状況と失禁については関係ありません。
〇4.トイレに行く時間帯を把握することにより、事前のトイレ誘導が可能です。
5.歩行は自立しているので下肢筋力は問題ないと判断できます。

 

問題68
Gさん(66歳、女性)は、1年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症して片麻痺(かたまひ)になった。在宅復帰を目指し、介護老人保健施設に入所して、「家に婦れるように頑張らなくちゃ」と熱心に立位訓練に取り組んでいた。しかし、同居していた孫が3日前に訪れてから、「体調が悪い」と言って閉じこもり、食事は半分も食べなくなった。傾聴ボランティアがGさんの居室を訪れると、「訓練しても帰るところがない」と泣いて話したという。

Gさんに対する介護福祉職の対応とし、て最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 食事量を評価して、栄養指導を行う。
2 . 立位訓練を評価して、回復状況を把握する。
3 . 家族と調整して、退所後の住まいを整える。
4 . サービス担当者会議に孫を招集する。
5 . 傾聴ボランティアの情報を基に、本人の生活ニーズを確認する。

 

1.食事量が減った原因を把握する必要があります。
2.立位訓練が途中までしか行なえていない状況で評価を行なうのは適切ではありません。
3.Gさんのニーズを把握することが優先です。
4.急に孫をサービス担当者会議に招集するのは不適切です。
〇5.傾聴ボランティアの方の話から、本人の生活ニーズや目標などについて再評価を行なうのが適切です。

 

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