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【介護福祉士試験対策】第30回 生活支援技術①

time 2018/12/20

【介護福祉士試験対策】第30回 生活支援技術①

問題35

Bさん(87歳、女性)は夫(90歳)と二人暮らしである。Bさんには持病があり、夫は脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症による軽い右片麻痺(みぎかたまひ)で、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。Bさんと夫は苦労して手に入れた自宅に愛着を感じており、以前から、「死ぬならこの家で」と話していた。ある日Bさんは、「この家で死にたいと思っていたけど、いつまで二人で暮らせるか…」と打ち明けた。話を聞いた訪問介護員(ホームヘルパー)がBさんにかける言葉として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 「ご夫婦二人で入居できる施設を探しましょう」
2 . 「便利な道具がいろいろありますから使ってみましょう」
3 . 「どなたかご家族と同居できるといいですね」
4 . 「いざとなれば病院に入院しましょう」
5 . 「何か心配なことがおありなんですね」

 

1.Bさんの意思を尊重していないので適切ではありません。
2.Bさんの不安を取り除くことが必要です。福祉用具等の提案はまだ必要ありません。
3.家族の事柄に立ち入るのは適切ではありません。
4.Bさんの意思を尊重していないので適切ではありません。
〇5.まずはBさんの気持ちに寄り添うことが大切です。

 

問題36

介護老人福祉施設における居室の環境整備で留意すべき点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 利用者が使い慣れた家具を置く。
2 . 居室のドアは開けたままにしておく。
3 . 時計は天井に近い壁に掛ける。
4 . 居室の温度は、介護福祉職の感覚に基づいて調整する。
5 . 多床室は、入口から室内が見通せるように家具を配置する。

 

〇1.高齢の方は、施設に入居して環境が変わると認知症が進行する場合があります。極力環境を変えない工夫が大切です。
2.プライバシー保護の観点からドアを開けたままにするのは適切ではありません。
3.高い位置にあると使い勝手が悪いため、手が届く位置に設置することが大切です。
4.健康管理の観点から配慮は行いますが、居室温度は利用者の感覚にあわせて調整します。
5.プライバシー保護の観点から不適切です。

 

問題37

利用者の自宅の清掃を行うときの注意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 玄関は乾燥した茶殻をまいて掃く。
2 . 窓ガラスは最初に乾いた雑巾で拭く。
3 . 畳は畳の目に沿って拭く。
4 . 浴室にカビ取り剤を散布するときは窓を閉める。
5 . はたきを使った掃除は低い所から始める。

 

1.茶殻は湿ったものを利用することで、ほこりが舞い上がるのを防ぐことが出来ます。
2.はじめに濡れた雑巾で汚れをとってから、乾いた雑巾で仕上げを行います。
〇3.畳の拭き掃除は畳を傷めないように畳の目にそって拭くことが大切です。
4.化学薬品を使う場合には換気が必要です。
5.はたきは高いところからかけます。

 

問題38

ユニットケアを行う入居施設の「プライベート空間」に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 . 集団レクリエーションを行う空間である。
2 . 地域の人も利用できる喫茶コーナーを設ける空間である。
3 . 複数の利用者が集うことができる空間である。
4 . 利用者の居室を示す空間である。
5 . 面会者用の空間である。

 

正解は4です。
プライベート空間は、自分の時間を過ごすことが出来る空間や環境です。

 

問題39

Cさん(75歳、男性)は、頸椎症(けいついしょう)(cervical spondylosis)と診断された。手がしびれ、指先に力が入らない。しびれが強い左手に加えて、最近では、右手の症状が進行して、食後の歯磨きがうまくできなくなった。

Cさんが口腔(こうくう)の清潔を保つための介護福祉職の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 歯間ブラシの使用を勧める。
2 . 歯ブラシをやめて、洗口液のうがいをするように勧める。
3 . 柄を太くした歯ブラシの使用を勧める。
4 . 口をすすぐときは、上を向くように勧める。
5 . 歯ブラシを歯肉に当てるように勧める。

 

1.歯間ブラシの使用には歯磨き以上に細かく力が必要とされる動作であり適切ではありません。
2.歯磨きをやめる点が適切ではありません。
〇3.柄を太くした歯ブラシにすることで持ちやすくなります。
4.誤嚥の危険性があり、上を向くのは適切ではありません。
5.歯肉を傷つけ感染症の原因となりますので適切ではありません。

 

問題40

保温効果を高めるための着衣に関する次の助言のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 衣類の間に薄手の衣類を重ねて着るように勧める。
2 . 一番上に通気性の高い衣類を着るように勧める。
3 . 一回り小さいサイズの衣類を着るように勧める。
4 . 肌に接する衣類は、防水性の高いものを着るように勧める。
5 . 袖幅の大きい衣類を着るように勧める。

 

1.保温効果を高めるためには、衣類の間に薄手の衣類を重ねて着ると効果的です。

2.肌に一番近いところに通気性の高い衣類を着る様にすることで蒸れを防止できます。

3.保温とは関係がありません。

4.蒸れの原因となりますので適切ではありません。

5.通気性が高まり保温には逆効果です。

 

問題41

ベッドの端に座っている左片麻痺(ひだりかたまひ)の利用者の、立ち上がりまでの基本的な介護として、適切なものを1つ選びなさい。

1 . 利用者の右側に立つ。
2 . 立ち上がる前に、深く座りなおすように促す。
3 . 利用者の右膝を支える。
4 . 利用者を真上に持ち上げる。
5 . 立ち上がった時に、利用者の右膝の裏が伸びていることを確認する。

 

1.片麻痺の人は患側にバランスを崩しやすいため、左麻痺であれば左側に立つようにします。

2.深く座ると立ち上がりにくいので、立ち上がる時は浅く座るようにします。

3.右膝は健側であり、支える必要はありません。

4.立ち上がりは前方に重心を移動する動作が必要です。

〇5.膝がしっかりと伸びていることを確認することで、膝折れによる転倒予防につながります。

 

問題42

屋外での車いすの介助方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 . 段差を上がるときは、キャスターを斜めに向ける。
2 . 段差を下がるときは後ろ向きで後輪から下りる。
3 . 急な上り坂では、両腕の力で素早く進む。
4 . 急な下り坂では、前向きで進む。
5 . 砂利道では、後輪を持ち上げて進む。

 

1.キャスターをまっすぐにして段差を上がります。

〇2.段差を下がるときは利用者の安全を考慮して後ろ向きで後輪から下ります。

3.両腕だけでなく全身で押すようにします。

4.利用者の安全を考慮して後ろ向きでゆっくり進みます。

5.砂利道は前輪を持ち上げて進みます。

 

 

問題43

図はU駅のホームの見取図である。介護福祉職が視覚障害者と列車を待つときの位置として、適切なものを1つ選びなさい。

1 . A
2 . B
3 . C
4 . D
5 . E

 
 

1.線路にとても近く待機場所として適切ではありません。

2.線路にとても近く待機場所として適切ではありません。

3.他の視覚障害者に配慮し、点字ブロック上では待機しないようにします。

4.他の視覚障害者に配慮し、点字ブロック上では待機しないようにします。

〇5.他の視覚障碍者にも配慮し、点字ブロックの後ろで待機するようにします。

 

問題44

食中毒(foodborne disease)の予防に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 . 生食用海産魚介類は、塩水で洗う。
2 . カレーやシチューは、常温で保存する。
3 . 生の肉を切った包丁とまな板は、すぐに洗って熱湯をかけておく。
4 . 豚肉は、中心部が50℃になるように1分間加熱する。
5 . 解凍した冷凍食品の残りは、再度冷凍して保管する。

 
 

1.塩水ではなく真水でしっかりと洗うことが大切です。

2.常温では菌が繁殖してしまうので、冷蔵保存が必要です。

〇3.菌の繁殖を防ぐため、まな板はすぐに洗って熱湯で殺菌することが大切です。

4.75℃で1分以上加熱が必要です。

5.再冷凍してしまうと品質が低下するので使い切ることが基本です。

 

問題45

嚥下障害(えんげしょうがい)がある利用者に提供する飲食物として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . レモンジュース
2 . だんご
3 . プリン
4 . 牛乳
5 . 紅茶

 
 

1.とろみがないため気管に入る恐れがあります。

2.おもちと一緒で飲み込みにくく、のどに詰まりやすい食材です。

〇3.嚥下障害がある人は適度なとろみがある食材が適切です。

4.とろみがないため気管に入る恐れがあります。

5.とろみがないため気管に入る恐れがあります。

 

問題46

施設における介護福祉職と他職種との連携として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 . 食事時に咳込(せきこ)む利用者の嚥下機能(えんげきのう)の評価を、作業療法士に相談する。
2 . 寝たきりの利用者の仙骨部に発赤を見つけたときは、看護師に相談する。
3 . 体重減少が続いている利用者に気づいたときは、社会福祉士に相談する。
4 . 車いすでの食事時に姿勢が崩れてしまう利用者に気づいたときは、言語聴覚士に相談する。
5 . 嚥下困難(えんげこんなん)のある利用者に提供する食事内容を、歯科衛生士に相談する。

 
 

1.看護師や言語聴覚士に報告することが適切です。

〇2.発赤は褥瘡の前症状であり、看護師や医師に相談し、適切な予防を行う必要があります。
3.看護師や管理栄養士に報告することが適切です。
4.姿勢に関しては理学療法士や作業療法士が専門です。
5.管理栄養士に相談するのが適切です。

 

 

問題47

糖尿病(diabetes mellitus)のある利用者の入浴時に、特に注意して観察すべき皮膚の部位として、適切なものを1つ選びなさい。

1 . A
2 . B
3 . C
4 . D
5 . E

 
 

正解は5です。

糖尿病の人は、末梢の血流が阻害されやすいため、足部に感染症や壊死等の異常が出ることがあります。すぐに異常を発見することが大切です。

 

 

問題48

おむつで排泄(はいせつ)を行っている利用者の陰部の清拭(せいしき)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 . 排便がなければ、殿部の清拭(せいしき)は省略できる。
2 . 女性では、会陰から肛門(こうもん)に向かって拭く。
3 . 本人の希望がなければ、実施しなくてよい。
4 . 男性の清拭(せいしき)の回数は、女性よりも少なくてよい。
5 . 週2回入浴を実施していれば毎日行わなくてよい。

 

 1.排便がなくても、皮膚の清潔を保つため行う必要があります。
〇2.便の細菌が会陰に付かないように、会陰から肛門に向かって清拭を行います。
3.本人の希望がなくとも衛生的な観点からは実施する必要があります。
4.衛生状態を保つ必要性に男女差はありません。
5.入浴頻度に関係なく、毎日行う必要があります。

 

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