Majiriki

福祉、介護職、介護を頑張る人のトータルサポートサイト 社会福祉士 介護福祉士 精神保健福祉士

なぜ介護の道へ?今は満足か、後悔か。今後も続けたい?その2

time 2018/10/20

なぜ介護の道へ?今は満足か、後悔か。今後も続けたい?その2

第2回目です。1回目は、資格取得がきっかけで介護職員になった人や、雇ってもらえる場所が介護しかなかった人などの声がありました。やはり収入面で今後が心配だという方は多くいるようです。やりがいがあるので続けたいという方もおりました。今回も数名をご紹介したいと思います。

 

関連記事 ●なぜ介護の道へ?今は満足か、後悔か。今後も続けたい?

 

sponsored link

有料老人ホームで働くEさん(40代女性)

未経験OKだったから

平凡な結婚生活を送っていたわたしでしたが、ある日突然旦那が同じ会社の女子社員と不倫していることが分かりました。ショックで一時は心療内科にまで通うほど、精神的に追い詰められました。

 

私は専業主婦で手に職もなかったため、当初は離婚することは考えていなかったのです。ところが、旦那が不倫相手と別れる気はなく、これ以上結婚生活を続けていても仕方がないと思い、1人息子を連れて実家に帰り離婚しました。

 

就職先を探しましたが、シングルマザーで前職からかなりブランクがあり、なかなか就職先が見つかりません。希望は事務職で、初めは正社員を探していましたが、とても雇ってもらえそうになく、派遣社員やパートでも探しました。

 

それでもなかなか就職先は決まらず、焦っていた私は他の仕事も視野に入れざるを得ませんでした。介護の仕事は大変だと噂には聞いていましたが、経験がなくても応募がOKだった老人ホームの求人に応募しました。

 

面接では、お年寄りと接する事に抵抗はないか、体力が要る仕事だけれどその辺りは大丈夫か、など聞かれましたが、とにかくお金を稼がなければいけない状況だったので、どんな質問をされても「はい」「大丈夫です」と答えました。

 

本当は腰痛持ちで体力にも自信がなかったのですが、黙っていました。そして面接の結果、契約社員からですが採用してもらえることになりました。やはり応募者は少なく、競争率はとても低かったようです。

 

デスクワークにしようか悩んでいる

体力的に大変だろうと覚悟はしていたものの、実際の業務についてみて、想像以上に大変な仕事でした。中には「ありがとう」と言ってくれる利用者の方もいらっしゃいますが、してもらって当たり前という方のほうが多いです。

 

こちらは仕事なのだから当然と言えば当然ですが……。そして、持病の腰痛も悪化しています。入浴介助の時など、かなり腰に負担がくるので、どこまで頑張れるのか不安でいっぱいです。やはりデスクワークをもう1回探してみようかと、悩んでいます。

 

障害者就労支援施設で働くFさん(40代女性)

工場より楽だと聞いて

高校卒業後、特に何をするわけでもなく派遣社員として工場で製造をして、結婚してからも派遣社員として同じように製造の仕事をしていました。

そんな中、いわゆる派遣切りといわれる状況が世の中で起こり始めた頃第1子を妊娠しました。他の派遣社員は派遣先の企業でパートとして雇用されていったのですが、妊婦で契約期間がちょうど良かったという理由であっさり契約終了となってしまいました。できればパートとして出産後も続けていきたい気持ちはありましたが、叶いませんでした。会社都合の解雇だったので保障はしてもらえたのが不幸中の幸いでした。

 

出産後、何か仕事をしたいと思っていましたが、今まで勉強や資格もなかったのでヘルパー2級(現在の介護職員初任者研修相当の資格)でも取ってみたらどうか、という主人のアドバイスから、やらない理由もないので挑戦することとなりました。

 

関連記事 ●介護職員のスタートライン資格!介護職員初任者研修とは?メリットは?

 

そこで介護に対する価値観をひっくり返す出会いがありました。ヘルパー2級講座の教室にはすでに介護職員として現場で働いている方が数名いたのですが、その中の1人、フィリピン人の方が「介護は工場で働くより楽だよ」と笑顔で話してくれたのです。大変なイメージしかなかった介護の仕事をそんな風に捉えるなんて素敵だな、と思いました。

 

無事研修を終了し、そこから介護職員としてのキャリアがスタートしました。子どもが小さかったので融通が効きそうな訪問介護員を選択しました。

 

利用者の日常に入り、そっと支援する黒子のような存在です。一対一の支援なので最初はとても不安でしたが、やってみると意外と楽しめるものでした。大変なこともたくさんあるのですが、私の方が利用者さんから元気をもらうことの方が多かったように思います。

 

職場環境もとても良く、小さい子どものいる私にも理解を示してかなり融通も効かせて頂き、3年で介護福祉士、5年でケアマネージャーの資格も取ることができました。その職場は5年で退職し、障害福祉分野に転職しました。そこでもいろいろな出会いや学びがあり、今は福祉大学の通信制で社会福祉士の資格取得を目指し勉強を始めて2年目になります。

 

関連記事 ●社会福祉士の受験資格はどうすればもらえる?

 

学ぶことは多い

今はケアマネージャーの仕事を始めたところですが、訪問介護しか経験のない私にとっては介護職の一部しか知らない状態です。子どもがもう少し手がかからなくなったら、デイサービスの職員、施設職員も挑戦してみたいと思います。いろいろな種類の現場を経験することで、利用者さんにとって何が一番大切なのか?幸せなのかを幅広い視点で考えていけるのではないかと思います。この先もまだまだ学ぶべきことはたくさんあるので、私はこれからも介護職員を続けていきたいと思います。

 

関連記事 ●【介護職員のやりがい】もっと笑顔を見たいと思ったから

 

特別養護老人ホームで働くGさん(30代女性)

資格が取れることに憧れが

住まいが田舎という事もあり、希望していた職種を中々探せず落ち込む日々を過ごしていました。そんな時、職安からの紹介で職業訓練からの介護職の案内を見ました。私は高卒で昔から学歴コンプレックスを持っており、何の資格も持っていない事を恥ずかしく感じていましたので、介護職の資格が取れるその案内に惹かれました。

 

それからというもの、学科、現場での実習の日々は本当に興味深く仕事への意欲が湧きました。やる気を認められ有難い事に実習先の施設で雇って頂けました。やはり職業訓練という事でクラスメイトの中には、介護職には始めから興味など全くないのに給付金目的に受講している人もちらほら見ましたので色々考えさせられました。私はというと特養への配属も希望通りでした。10人のクラスメイトから私ともう一人採用して頂きました。

 

今まで介護職員になる自分は想像した事は無かったのですが、以前から人と接する事は好きでしたし、専門学校などに通い大金が必要と思っていたので今まで想像出来なかっただけで、こういう方法で資格を取れた事、あのタイミングで案内を見つけられた事は非常に幸運でした。

 

確かに介護職というのは世間でよく言われる通りきれいな仕事ではないかもしれませんが、私には最初からそれほど問題ではありませんでした。その点も介護職員になるため、仕事を続けるためには重要なポイントになるだろうなぁと思います。

 

それでも待遇改善を求める

介護職員の未来は明るいとは断言出来ないのが現状だと思っています。日本では超高齢化社会の時代が間もなく来ますし、需要と供給のバランスはもう既に崩れています。能力が必要な職種としては見られませんので、これからも職員への待遇改善も課題だらけだと思います。

 

ただ私は待遇どうのこうのの話を抜くとこの仕事は本当にやり甲斐があり素晴らしい職業だと思っていますので、自分に合った施設、理想としている現場環境をこれからも探し続けると思います。ただ待遇改善を求めているのも本音です。

 

関連記事 ●介護職員のやりがい!元気になってもらうことが楽しみ

関連記事 ●給料の安さも定着率の悪さを助長させている

 

 

「転職」に関する記事
介護職はもう辞めようと思ったけれど
【きらケア介護求人】介護職員として転職した人に評判を聞いてみました!

sponsored link

down

コメントする






sponsored link