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【現場の不満】命の危険と隣り合わせ。その実態。

time 2020/02/18

【現場の不満】命の危険と隣り合わせ。その実態。

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【現場の不満】命の危険と隣り合わせ。その実態。

勤務先:デイサービス

 

人命にかかわる仕事にも関わらず、認識が甘い経営者がいることが残念です。

私が務めているデイサービスの経営者はフランチャイズで経営を始めた、福祉未経験の中年男性です。

 

面接の時に「介護福祉士って何?」と聞かれたことが今でも忘れられません。

一方で、深い知見があれば良いという業界でもありません。

 

この人の元に集まっている職員さんが優秀そうでしたので、働くことを決めました。

しかし、現場を知らない、現場で働かない経営者は利益のことしか考えません。

 

具体的には1日の利用者を定員割れしないように、大目に受け入れよう、というスタンスです。制度上、定員以上の利用者を受け入れてはいけません。

 

規定上は居てはいけないことになっているので、例えば1人、2人の定員オーバーなら、利用してないことにします。つまり利用者に利用料金を請求しないのです。

 

ということはその方に対する福祉サービスを提供している時間はタダ働きになります。少ない給与で更に忙しくなるという理不尽さを感じざるを得ません。

 

1番問題なのは利用者の安心、安全が脅かされることです。定員というのは施設面積に対して割り出され、必要な職員人数なども割り出されます。定員オーバーしている=利用者が居るスペースが狭くなる、お風呂の時間が短くなる、職員の目が行き届かなくなるなどのデメリットが発生します。

 

特に、職員の目が行き届かなくなるというのは問題です。

 

デイサービスを利用する=要介護認定、または要支援認定がおりているということであり、要支援や、介護度が低い方は比較的安全かもしれませんが、介護度が重い方が多いと危険度が増します。

 

介護度が重い方の中には身体的に介護が必要な方もいれば、認知症が進んで、目を離せない方もいます。この方々は支援を誤ると命の危険に直結します。

 

例えばお風呂の中で溺れたり、怪我をしたり、誤飲による窒息が発生したりです。昨今は支援ミスが刑事上の罪に問われ、介護支援者の名前がどこかで公表されてしまう様な時代です。介護者の責任が非常に重くなっている現状です。

 

そのことを経営者や管理者が理解していないと、悲惨です。

 

私がフロアで利用者の朝のお迎えをしている時に起きた話です。普段から憔悴し、もう長くないと思われた利用者がいました。

 

管理者がお迎えに行き、車椅子でデイにお連れしたのですが、その時点で意識不明、下顎呼吸をしている状態でした。充分な申し送りもなく、「次のお迎えがあるから!」と言って管理者はその利用者を置いて出ていってしまいました。これには本当に困りました。

 

その日、常勤の看護師は不在で、フロアには私ともう1人の介護職員しかいなかったのです。判断に迷う余裕もなく救急車を呼び、病院まで付き添いました。結局その方は退院することなく、命を引き取りました。このように、命と直結している仕事です。

 

利益優先の考え方は非常に危ないですし、介護離職につながります。介護経験のない者が経営者や管理者になれる制度を改善すべきです。

 

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