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【こんな時どうする】認知症の利用者さんと付き合い方

time 2018/10/11

【こんな時どうする】認知症の利用者さんと付き合い方

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【こんな時どうする】認知症の利用者さんと付き合い方

現在、有料老人ホームで介護職員として働いて3年目になります。今私が一番困っていることは、認知症の患者さんとの付き合い方についてです。

認知症の利用者さんは2人

私が担当している認知症の利用者さんは、2名です。1人は80代の女性で、もう1人は70代の男性です。

 

80代の女性はお話しすることが大好きで、戦争の時代を乗り越えてきたこともあり、いつも幼少期から今までの体験談を延々と話してくださいます。でも、私もその日のタイムスケジュールが決まっているので、ずっとお聞きすることは難しいのが実情です。なので、急に話を止めると「教えてやってるのにその態度は何だ!」とお怒りになることに困っています。

 

もう一人の70代の男性は、非常におしとやかな性格なのですが、徘徊の傾向があり夜中はベッドに居ることが殆どありません。いつも見つけるのが大変で、もっと状況が悪化するようならベッドに縛り付ける方法も考えなければならないので、その最悪の手段は避けたいという点で困っています。

 

このお二方の患者さんの対処方法について、何度も先輩に相談したりしました。そこから得た情報をもとに動いて分かったことがあります。

 

時計を使ってみる

まず、80代の女性の話の中断方法についてですが、認知症になってしまうと「自己抑制が弱くなる」傾向があることに焦点を当てて、我儘だとか自己中心的だとか間違った見解を抱かないように注意する必要があることを学びました。なので、楽しそうに会話している途中で話を止めるのは、彼女にとってはとても苦痛なのです。

 

そこで、時計を机の上に置いてみることにしました。女性が話す前に、前もって「この長い針が、この数字になったら話は終わりね。」と伝えておきます。はじめは理解が出来ず、怒っておられました。でも、繰り返すことが大事なんです。徐々に理解してくれるようになりました。

 

適度な運動を取り入れる

70代の男性の徘徊の場合ですが、適度な運動を取り入れてみることにしました。普段は、カラオケやテレビを見るなどの比較的体を動かさないタイプなので、外に出て散歩をしたり、最近はデイケアの利用も視野に入れています。初期の徘徊傾向にある人には、体や頭を動かして疲れさせる方法が良いようです。お陰で、以前より徘徊頻度も減りベッドで寝てくれる日も増えました。

 

毎日課題は多いですが、これからも利用者さんと向き合いつつ、一つ一つ問題を乗り越えていきたいと思っています。

 

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