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【現場の不満】声かけで何となるという幻想

time 2018/08/22

【現場の不満】声かけで何となるという幻想

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【現場の不満】声かけで何となるという幻想

 

特別養護老人ホームは重度の要介護者が多いため、理不尽に感じてしまうことも多々あります。仕方のないことかもしれませんが、介助の際に抵抗をされたり、暴言を吐かれるというのは日常茶飯なのです。

 

私の勤める施設には、どれだけ声かけをして介助にあたっても効果がない人がいます。抵抗が始まったら声かけをして、落ち着くまで待つ、時間をかけて声かけをしています。もちろん日頃から関係性を深めていくなど対策はしましたが、どれだけ関係が深まったとしても、排泄介助の時には十秒前と人が変わったように大暴れをするのです。しかし、それでも「無理矢理はいけない、声かけをしたら絶対に理解してもらえる」と上司からお達しがあり、本来なら暴れている利用者を誰かが抑えてその間に取り替えたいと思ってしまいますが、拘束になるからと一人で行わなくてはならないのです。

 

しかも、その方が大暴れをするのは夜間帯が多く、夜勤は一人体制ですので、正直なところその人についてばかりはいられません。その人にゆっくりと声かけをして、ゆっくりと対応をしている間、私は個室に入っているので他の利用者の変化には気がつくことができないのです。それでも、「声かけをしてゆっくりと時間をかけてあげたら暴れない」という上からのお達しを守るしかありませんでした。

 

おかげで、私を含めて夜勤をする職員はみんな傷だらけで、それでも「おさえてはダメ、暴れるのは声かけができていないからだ」と言われてしまい、傷が出来るのは介護者として相手に寄り添っていないからだと言うのです。

 

その人との関係性が完璧に出来ているとは言いませんが、少なくても上司よりも出来ています。上の人間は介護の現場にいることが少ないため、介護に対しての幻想を見ているようなところがあります。関係性が完璧に出来ていたら暴れない、それは幻想です。

 

認知症というのは、感情だけではどうしようもない時があるのです。しかし、幻想を職員にぶつけてきます。私たちは手や顔に傷をつけながら、暴力に耐えながら介護をしなくてはなりません。声かけをすると数秒は落ち着くかもしれませんが、時には理解したように「お願いね」とその人は言いながらも、大暴れをし、言動がちぐはぐになってしまうこともあるのです。

 

安全のために手を抑えておくことや無理矢理介助するのは拘束だと言われ、介護者の身になってはくれない法律にも、会社の人にも理不尽過ぎて憤りしかありません

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