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【現場の不満】万年人手不足の現場で精神的にもギリギリになる介護職員の現実 ふくしの声

time 2018/07/05

【現場の不満】万年人手不足の現場で精神的にもギリギリになる介護職員の現実 ふくしの声

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【現場の不満】万年人手不足の現場で精神的にもギリギリになる介護職員の現実 ふくしの声

私は長くグループホームでホーム長をしています。下からは突かれ上からは叩かれるる立場です。会社側は口を開けば数字と、理想論ばかり。現場は常に人手不足の状態のため、出勤したら帰るまでは走り回るように仕事をこなす状況です。

 

恐ろしいほどの人手不足

職員のスキルもまちまちなので、頭数がそろっているからと言って、スムーズに仕事が進むとも限りません。実際、先月まで机に向かって事務をしていた50代女性や、営業職だった60代男性が平気でエプロンをして介護をしている訳です。そんな職員に、介護にスキルを問う方が間違っています。

 

実際、ソファーから車椅子に移っていただく際にバランスを崩し、入居者様と一緒に床に倒れ込んでしまったケースを目の前で見たこともあります。スキルのなさからくる事故です。その職員は何ヶ月も通院をしていました。入居者様も怖い思いをしたでしょう。たいした給料ももらえず怪我をするなんて、ウィンウィンならぬルーズルーズの悲しい結果を招いています。

 

また、家族の側に立って想像しててください。自分の家族がそんな素人にお世話されたとしたら。考えるだけで恐ろしいです。けど、そんな素人さんでもあてにしなけてば現場が回りませんし、職員たちの休みの確保さえ怪しくなってしまうのです。

 

そして何より介護は重労働です。おまけに綺麗な仕事ではありません。認知症の方々は一日中同じ事を繰り返し聞いてきます。忍耐力も必要です。とにかく過酷です。

 

なので間口は広く、ほぼ誰でも就職はできますが、定着率は最悪なんです。素人さんでも簡単に就職できるんですから、経験者の転職は簡単です。面接に行けば「いつから来れますか?」と聞かれるくらいです。「なんなら今からでも?」と言いたい気持ちをグッと抑えるくらい職員が欲しいんです。

 

70代になっても次の職場を探せる職種です。もちろん今の時代は、70代とは言え皆さんお若いですから、まだまだ働けるんですよね。そのため介護される側より、介護する側が高齢と言う事もよくあります。全く珍しくないケースです。

 

処遇改善手当が付くようになったものの

また、給料の安さも定着率の悪さを助長させていると思います。もう何年も前から、処遇改善手当と言う手当をもらえるようになった介護業界。これについては、介護職員が仕事に見合った給料をもらえていないと言った事も議論されていたのではないでしょうか。少なからずいただく側の職員はそう思っています。

 

けど、悲しいかな会社側は、それありきで給料設定しています。結局プラスアルファでもらえる物ではなく、込み込みでちょうど良い設定になっているんです。そして何より処遇改善手当を行政からもらう時の名目は、介護技術のスキルアップのために使うお金とされ、研修の義務が発生します。ただでいただける物ではないんです。

 

研修をしてスキルアップ!これは素晴らしい事ですが、万年人手不足の介護業界で、どうやって研修に当てる時間を捻出すれば良いのでしょうか?いただける物をいただくために、人手不足の現場は、時間を捻出しなければいけない。負のスパイラルです。

 

「誰でもなれる介護職員」なのですが、専門性を要する仕事です。食事介助ひとつをとっても、高齢者の方は命に関わることが多いのです。人材育成と、処遇の再度見直し、外国人労働者の受け入れに今まで以上に取り組む必要があると思います。

 

 

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