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【現場の不満】もっと心にゆとりを持たせて

time 2018/07/02

【現場の不満】もっと心にゆとりを持たせて

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【現場の不満】もっと心にゆとりを持たせて

私の働いている介護付き有料老人ホームでは、要支援の自立した入居者から要介護5の寝たきりの入居者が生活しています。

 

身体拘束は一切しない

施設の方針で身体拘束が一切禁止となっているので、点滴や尿道カテーテルを外したりオムツの中に手を入れてしまう入居者にもつなぎ服やミトンを使用することはありません。車椅子から立ち上がって転倒の恐れがある入居者にもY字帯を使用することもしません。

 

それ以外にも、センサーマットや玄関や裏口の施錠も施設長の見解から身体拘束に近い状態だと認識しているようで、歩行が不安定なのに夜間1人でトイレに行ってしまう入居者も細かい巡視を徹底したりしています。

 

見守りにも限界がある

中でも一番大変で理不尽だと思うのが玄関の施錠についてです。夜間はもちろん防犯面での危険性があるので施錠はしますが、日中はずっと施錠はしません。もちろん入居者の家族がよく出入りされることも理由にはあると思いますが、認知症高齢者が生活する施設では玄関などは施錠されていることが多いです。

 

その理由としては、やはり認知症高齢者の帰宅願望からなる徘徊があるからでしょう。私の働いている施設にも認知症高齢者の方は何人か入居されていて、特によく帰宅願望を訴えられて徘徊をされる入居者がいます。30分おきの所在確認を徹底していますが、やはり他の業務をこなしながらの見守りは限界があります。

 

所在確認をしていても、ちょっと職員がトイレに行った隙だとかナースコールが鳴って呼ばれた隙にお独りで外に出て行ってしまいます。今までも何度もそのお独り外出でヒヤリハットを書いているほどで、毎回改善対策を検討して話し合うのですが、見守りの強化以外に手段がない状態です。

 

つい先日は、ちょっとした隙にお独りで外出されてしまって、道端で転倒されて骨折、通りがかりの人の通報で警察に保護され施設に帰宅された、なんてこともありました。職員の人手不足で業務が忙しすぎて、フロアーや食堂などの目が届くところに居られることが少なくて見守りも難しくなってきている現状です。

 

話をして落ち着いてもらおうにも、ゆっくり向き合って話している時間もないほどに毎日業務に追われています。こうして徘徊を止めようとだんだん職員の口調も荒くなってスピーチロックになり兼ねない状態にあります。

 

もちろんそんな状態では他の業務が回っていかず、他の入居者に迷惑がかかってきてしまいます。しかも、人員削減で掃除担当や家事担当の職員も減らされてしまった為に、掃除も調理も介護も全てを介護職員が担当しているので、毎日必死に働いています。

 

もっと心のゆとりを

人員の増員によって見守りを強化する、職員の心のゆとりを持たせることが最善かと思います。私の働いている施設では玄関のとなりに事務所があるのですが、そこに常に人がいるわけではないので、気付かずにお独りで外出されてしまうことが予想されるので、常に事務所には職員が常駐している状態にすることも必要だと思います。

 

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