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【現場の不満】利用者や職員からのいじめを受けて・・・ ふくしの声

time 2018/06/03

【現場の不満】利用者や職員からのいじめを受けて・・・ ふくしの声

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【現場の不満】利用者や職員からのいじめを受けて・・・ ふくしの声

福祉の専門学校を卒業し、実習でお世話になった特別養護老人ホームへ就職が決まりました。そこで体験した職員や利用者から受けた「いじめ」について記します。

 

配属先が決まり初日から

私が実習で担当したのはA棟と呼ばれている介護度の低い方々のお世話でした。デイサービスや入浴サービスが中心で、パートの職員の方や利用者さんたちも明るく親切でした。就職が決まり、配属されたのは実習現場とは違いB棟と呼ばれている敷地内でも少し離れた場所にある所でした。そこは1~4階までフロアがあり、寝たきりの利用者様や精神疾患、アルツハイマー型認知症の症状が重い方などが住んでいらっしゃるところでした。東京のど真ん中にあるそこそこ大きな施設で、ワンフロアに利用者様が100人ほどいらっしゃり、職員は女性の看護師2名と男性の介護職員の合計3人でした。

 

初日から、看護師や介護職員の方はスタッフルームでずっとおしゃべりをしていて、廊下を徘徊している利用者さんがいようが、トイレで助けを求めている方がわめいていようが、無視をきめこんでいました。食事時も、介助が必要な利用者さんに対して、「食べないんなら片付けるからね!」と後頭部を叩く始末。利用者さんも「もうすぐ死ぬのに汚い世界を見たくない」と自分の部屋に籠ってしまったり、看護師さんと一緒に他の患者さんをいびる始末……。

学校で習った『誰に対しても平等で優しく、温かい介護』なんてどこにもありませんでした。

 

1フロアを1人で任される

初日から、いきなり1フロアを全部任された私は、てんてこまいで替えのオムツがどこにあるか、どの利用者さんがどんな症状や性格なのか、何が必要なのかも分からず、時間とプレッシャーに追われる毎日が始まりました。朝行われるはずの申し送りなども全くなく、気づけば私もオムツとリネン替えと洗濯とバイタルチェック、入浴の介助などに追われ、食事も休憩の時間もとれないまま毎日が過ぎていきました。中には気難しい方や職員の人間関係を見抜き、弱い立場の人間を面白おかしく嵌めてやろうといったイジワルな気晴らしをされる方もいらっしゃいます。

 

いじめの対象に

ある日、私はとある利用者さんに誰かの落とし物よとネックレスを渡されました。私はすぐに他の利用者さんや職員の方に持ち主はどなたか尋ねましたが、その時は分からなかったのでスタッフルームの貴重品入れにいれておくことにしました。A棟のデイサービスの送迎を終え、戻ってみると利用者さんや職員の目が怖く、何かが起きたことは直ぐに肌で感じました。

 

職員曰く、「利用者さんの大切にしていたネックレスが盗まれたそうだよ。利用者さんが言うには、お前が盗んだところを見たそうだ」と他の利用者さんやそのご家族がいらっしゃる前で大きな声で言われました。それを落とし物として預かった事や貴重品入れにしまってあることは、この職員にも報告済みですが、多勢に無勢と言いますか、全員の前で罪をでっちあげられたわけです。

 

私がうろたえたり、信用をなくす様が面白いのでしょうか、日に日に利用者さんの妄言を利用した職員のいじめはエスカレートしていきました。こうなると、日頃、身を潜めていた利用者さんの鬱憤も気晴らしの矛先も私に向いてきます。バイタルチェックをしようとすると、やれ叩かれただの、わざとつねっただの大声で言ってきて腕に噛みつかれたり、顔をグーで殴られたこともありました。でも「ぼけたから覚えていない」と笑うのです。

 

『どんな時も、温かな気持ちで』労りをもって接していれば相手にもきっと伝わる。そう思ってひたすら一生懸命やってきましたが……とうとう私は急性膵炎になり、体を壊してしまいました。すると「心が弱いからそうなるんだ!」「お前が休んだせいで、私が老人の面倒をみなきゃいけない!」と退院早々、言われました。

 

現在は、デイサービスを中心に地域の方へ回る部署へ移動したので随分と心が楽ですが……二度とあの職場へは戻りたくありません。

 

1人がすべての仕事を担わないこと

私が入院した時、病床が足りず認知症患者が多く入院している癌フロアに運ばれました。そこで感じたのは、一人がすべての仕事を担わないこと、つまりリネンを替える人、寝返りやオムツ交換をする人、バイタルチェックや医療行為をする人、介護福祉士と看護師、社会福祉士、医師、ヘルパーの仕事が明確に分かれていたことです。それでも、それぞれの間に確執はあるようで、色々言っている方々もいましたが、少なくとも圧倒的に限られた人間関係の中で行われるいじめの発生が少ないのではないかと思いました。

介護に完璧はありませんが、やはり一番は利用者さんや患者さんの回復を一番に考えることだと思います。(ただし病院は退院という時間的リミットがあるため、精神的に切り替えがしやすいと思います)終わりの見えない介護と時間の中で、どう職員のメンタルをクリアに保つのか、そのサポートも今後重要な課題だと思います。

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